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2005/04/27(水)
突然失われた日常
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福知山線での脱線事故は老若男女を問わず、多くの命と日常を奪い去りました。 結果は出ていませんけど、ゲーマー世代が沢山の命を預かっている緊張感とか、責任感を持たずに、己のことばかり考えて起こした事故と言えるのかも知れません。 教育は間違っていたんでしょうねえ。 しかし、失われた命は戻ってこないですから、客の命を預かるということの精神教育から見直してください。
亡くなった方の中にはワインを愛する人もいたでしょう。 お悔やみ申し上げます。
ミッシェル・グロのオート・コート・ド・ニュイを買った店に寄りました。感想を聞かれ、私は安ブルゴーニュにありがちな強い酸や苦みがありすぎて、甘味を感じないワインだったから苦手なタイプですと報告。 すると、ワイン会では概ね好評だったとか。 でも飲み比べしたワインの対照範囲が狭かっただろうことは、お店に並んでいるワインを見ればわかるのです。 つまり、ワインをそこそこ飲み付けたら誰もが知り得るようなワイナリーのワインばかり並んでいるわけです。 街の酒屋はそれだけ冒険が出来なくなっています。 私はブルゴーニュ・ピノの繊細さや酸の伸びとか酒質のウンチクを語りながら飲むタイプではありません。 美味しいと思うワインが私にとっては良いワインなんです。 アンリ・ジャイエも良いワインとは、飲みやすいことが重要だと語っているではありませんか! でも飲みやすいワインを買うのに何万円も必要なんですか?
1軒だけワインバカ一代みたいなオヤジの店がありまして、表向きからは信じられないほどの在庫を抱えている店を発見しました。 有名どころは客の希望によって、良いワインをできるだけ安く探すことはもちろん、どこのどんなワインでも客が良いと言ったら飲まざるを得ないわけです。 私が早速最近のチリ事情をお話しますと、数日後には何品か仕入れていました。しかも、自分が飲んでみたいというのが先にあるところが面白いのです。 このお店、奥のセラーにはお宝ワインがざっくざく! マニア延髄の銘柄がなんでこんな処にあるのかな?なのです。 昔はもっと接待とか多かったので需要が高かったようですが、今は現金化するのに大変みたい。 でもワインで儲けようと思っていない、趣味でやってます様な酒屋が地元にあるとは大変驚きました。 2000の五大シャトーは高いから買ってないよという姿勢はとても気に入りましたよ! こんどチリピノ持っていきますからね!
先ずはこのワインでオヤジに挑戦だ。
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