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2005/12/27(火)
チリワインの熟成パワーは?
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また最低気温が氷点下1度。明日は氷点下2度の予定。 なんて冬なんでしょうねえ。 今日話したことですが、このペースで2月くらいまで長い冬となると、カラダも寒さに慣れているので大丈夫そうです。 しかし、列車脱線事故の現場や雪国の映像を見ますと、とてもじゃないけどあそこに住むのは無理です、と思う土佐人です。 さて、チリワインの話。 私がワインを飲み始めた頃はチリでも90とか、94,95辺りのヴィンテージも普通に流通していました。 チリのレセルバとか、グラン・レセルバという規格はスペインに習っていて、グラン・レセルバはワイナリーで5年間は熟成されて出荷されるというものでした。 しかし、市場の要求が高まり、そのようなクラスの物でも早く出荷されるようになってきたんですねえ。 例えば今年に03のグラン・レセルバクラスのワインが大量に出荷されているという事実です。 しかし、ボルドーのグラン・ヴァンでも今の状態で、まともに評価できない物でも早くから出荷されますからねえ。 今夜はモンテス・アルファの懐かしいラベルです。 このワインと出会った頃は、確か3,500円クラスだったのです。人気が出て増産し、早く出荷されるようになると、いつのまにか2,000円で買えるようになっていました。しかしですねえ、本当はあと2年くらい飲むのを待ちたいよねえと言う人のためか? 熟成シリーズにて昨年から復活しました。 今年発売されたのは98のアルファ カベルネ・ソーヴィニョンです。 モンテス・アルファ カベルネ・ソーヴィニョン 1998 3,575円 98のチリカベはとても頑強さを誇り、がっしりした骨格の長熟タイプのものをこのクラスでは多く見ました。 ロス・バスコスなんかでもそうです。 そのためか、柔らか気味の99よりも後で出荷されたようです。 このワイン、驚くほど旨いのです。あれがこうなって、ああなって、熟成した状態がこれ? 驚きです! お金さえ有れば、ケースで保持したいほどです。 そう私に言わせるこのワイン、一度飲んでみてくだされ。
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