|
2005/12/24(土)
クリスマス・イヴ 2005
|
|
|
昨日は久しぶりに雨が降り、ほっとした気分です。 北国は大雪ですね。友人知人に対して心配しています。 12月に鹿児島県の種子島にも降ったくらいの大寒波ですからね。 高知はまた渇水の危機が迫ってきております。 どこかで余った雪を高知のダム湖に捨ててくれたら嬉しいなあ。 相も変わらず、命に対して世知辛いニュースが流れてきます。 本当にどうしちゃったの日本? 責任取りは後世にという日本政治の考え方は、規制緩和したら民間にまで拡がっていくようです。
でも今日はクリスマス・イヴ。 せめて今夜くらいは日頃の悪い部分は捨て忘れましょう。 今夜は敢えてひとりにしていただきました。 姪達は来たがってましたがね! まあ明日は仕事だし、子供達にはそこまでの配慮は無理だから、最初から断りました。 で、取って置きのシャンパンでもと思いましたが、ひとりで飲むのはもったいないからという気持ちが沸々と。 何のために用意したのか? まあいいか。 それでもヴィンテージ ロゼ・シャンパーニュです。 ボーモン・ド・クレイエール 2001 ロゼ (シャンパーニュAC)4,070円 これは協業組合のCM(コーペラティブ・ド・マニピュラシオン)が造るもので、皆さんで良いワインを造ってお祝いしましょう的な意味合いの強いような生産組合です。 基本的にCMのシャンパーニュはどこのもお買い得です。といっても、安い悪いという図式にはあまり当てはまりません。 01はなかなか良好なヴィンテージだったようで、ブリュットだから当然ドライなんだけれど、後味が奥深い。 複雑感や、ミネラリーと言われるものが、ヴァン・ムスーやスプマンテ、カヴァとも違う差なんですよねえ。 ヴィンテージ・シャンパーニュは蔵元で最低3年間は熟成させなければならないというAOCのルールがあるため、近頃需要の高まってきたシャンパーニュではヴィンテージ物でもノン・ヴィンテージにして早めに出荷するという現象が起きているそうです。 ちなみにノン・ヴィンテージのシャンパーニュは普通、2〜3年分のワインをブレンドして造るのです。 そして、内圧は最低、2.5気圧という規定があります。知ってました? だからごつい瓶なのです。 安物でもシャンパーニュはシャンパーニュ。 皆さんも試しに他のスパークリング・ワインと同価格帯のシャンパンを飲み比べてみてくださいね。2千円台でも十分、違いは分かるでしょう。 シャンパーニュでは黒ブドウのピノ・ノワール、ピノ・ムニエ。白ブドウのシャルドネを普通は組み合わせます。 黒ブドウを使った白のシャンパーニュってどうやって皮剥いてるのかなって思うでしょ。私も見てみたいです。 私は日常的赤ワイン飲みなので、シャンパーニュもロゼに偏りがち。しかしロゼは白よりも2行程ほど生産過程で増えるため、生産量も少なく、故にお値段も高くなります。 ドンペリのロゼはなぜ、あそこまで高くなったのか? それでも売れる市場が日本にはあるからですよ!
|
|
|
|