日々わいん
日常の出来事とワインの記憶 ノムリエ日記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年12月
前の月 次の月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新の絵日記ダイジェスト
2015/04/29 姪の結婚報告と BARの店じまい
2015/04/27 南仏カベ
2015/04/26 メドックのプティ・シャトー
2015/04/23 期待していただけに・・・
2015/04/20 託す為のワイン

直接移動: 20154 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 1 月  20138 6 5 月  20127 5 3 2 1 月  201112 10 8 7 3 2 1 月  201012 11 10 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 月 

2005/12/31(土) ドリーム・カム・トゥルー
今日は誕生日

しかも、四十路に向かうという人生の大きな節目なのです。

そんな大きな節目に選んだワインはスーパー・チリワイン。

モンテス・アルファM 2003 コルチャガ・バレー アパルタ 7,480円

私はこの歳でドリームを掴む予定でこの2年、計画してきました。
ところが現実はそんなに甘くはない。
だから、ドリーム・カム・トゥルーには続きが必要となりました。
それが生きる力となりますでしょうか。
このワインにはアウレリオ・モンテス氏のドリーム・カム・トゥルーという言葉が強く込められています。
ところでこのワイン、モンテス社の他のワインを飲み慣れていると、なんじゃこりゃ と思います。
なぜかと申しますと、もの凄く穏やかで主張が弱く、繊細な味わいに感じてしまうからです。
03なのに、何で力押しでは無いの?と思ってしまうのです。
私が過去に飲んだ01のものと同じ様な味わいのニュアンスなのです。
ですから、ボルドーへ目線は向いていないけれど、メドックちっくなセパージュ(葡萄配分割合)なのです。

でも、3杯目くらいになると、狙いが掴めてきますよ。
チリで解りにくい高級ワインはこれくらいじゃないかなあと思いました。

来年こそは、夢が叶いますように。 by倖

2005/12/30(金) プチ 忘年会
今夜はワイン倶楽部のメンバーMさんが訪れてくれました。
ということで、忘年会です。

キタカナダワイン倶楽部の忘年会用に用意していたワインは

グーレ 2003 ボルドー(メドックAC) 3,865円
ステラ・アウレア 2003 チリ マイポ・ヴァレー 2,470円

この対決は価格差だけで終わるものでもないと思ったけれどね・・・

グーレは01にドメーヌ・プラッツSAを買ったミシェル・レイバーさんのワインです。
ドメーヌ・プラッツSAとは、もちろんシャトー・コス・デストゥルネルを含む、ジャン・ギョーム・プラッツ氏のワイン会社。
新たな資金源を得て、ドメーヌ・レイバーSAとなっても、プラッツ氏はシャトーの支配人であることには、代わりありません。
その潤沢な資金を得て産まれたワインがグーレです。
シャトーというよりは、ネゴシアンとして北部メドックの葡萄を買ってシャトー・コス・デストゥルネルのスタッフが造ったワインというのがグーレなのです。
その目線の先にはニューワールド・ワインということで、チリのステラを敢えてぶつけてみました。
ステラはイグナシオ・レカバレン氏のワイナリーでセカンド・ワインのクラスです。
画像を見ての通り、グーレは光を通さないくらい濃い色合いながら、早くから飲めるニューワールド・ワインと同じくらいタンニンは少なく甘く、直ぐ飲めて美味しいというスタイルのものです。
ステラの方がどっちかというと、タンニン量は多く、チリ独特の味わいを示すものの、今回は価格差がそのまま出ました。

このグーレはドメーヌ・レイバーとしては一級品ですね。
シャトー・マルビュゼよりは早飲みタイプに仕上がっております。

シャンパーニュはヴーヴ・クリコ・ポンサルダンのイエロー・ラベルで乾杯!

2005/12/29(木) なんじゃこりゃ!
わたくし、社会人になって初めて普通に仕事納めをしました。
いつもならまだまだ働いておりました。
ということで、お風呂そうじをしましたねえ。
私は実はシャワー派でして、1年間で1週間ほどしか湯船には浸かりません。
そんなことですから、バスは湯垢だらけ!タイルも頑張って磨いたら、再び入った時に光っているタイルに驚いたものです。
爽快感抜群ですねえ。
勢いに乗ってトイレも窓もと思っていたら、息切れです。
お風呂磨きにパワーを使いすぎました!
そして、年賀状も仕上がって無いし・・・溜まった洗濯物を片づけ、クリスマス・リースを仕舞いました。
今夜は知り合い酒屋に薦められた、とんでもないワインです。

オルトレポ パヴェーゼ ロッソ モンテブオーノ 2003 バルバカルロ イタリア ロンバルディア 3,000円

本来ならDOCの指定ワインなのですが、ちょっと糖度が上がりすぎて認定されなかったのアルコール15%です。
しかも、これはヴァン・ナチュレと言いまして、二次発酵をアルコール添加で止める本醸造的ワインなのですが、微発泡なのです。
コルクを抜くと、膨らみました。
注ぐととても濃い色合いのワインから泡がジュワジュワと立ち上がります。
葡萄はクロアティーナ55% ウーヴァ・ラーラ25% バルベーラ20%
土着の品種らしくてどんなものか想像も出来ません。
飲んでみますとけっこう泡の力がありまして、香りは奥に潜み、最後にアルコール感がくわぁぁっと来ます。
なんじゃこりゃ? こんなワインがあったのか!
美味しいとか不味いなどと考える余裕を与えず、酔っぱらいます!
底のほうにはもの凄い澱の塊が・・・
開いてくるととてもフルーティーになるのですがアルコール感も強くなります。
このワイン、そんな感じなのにスルスル飲める。なんて怖ろしいワインなんだ!
本来はオルトレポ・パヴェーゼDOCのリーノ・マーガ氏渾身のワインです。
ラベルも何だか物々しいよねえ。

2005/12/28(水) 仕事納め
今日は昨日より低い気温です。というのも、通勤中、寒すぎて顔が痛いのです。
寒くて痛いのは嫌ですねえ。
あ〜手が痛いなあと思いながらの洗車。洗い流した後に水滴が凍りつかないかなあなんて考えながら、春から共にした車両を丁寧にふきあげ、ピカピカにしました。
わたくし、過去に一度だけ洗ったら直ぐに凍りつく様な寒い時に、洗車したことがあります。バカですねえ。
さて、今週は豪華に続きますよ。

ラ ドモワゼル・ド・ソシアンド・マレ 2003 ボルドー(オーメドックAC)2,395円

ブルジョワ級のスター シャトー・ソシアンド・マレのセカンド・ワインです。
以前は2千円で買えたんですけど、ユーロ高とグッド・ヴィンテージのお陰で高騰化しております。
私がこのワインを飲むのは、メドック地区の作柄の良し悪しを決める指標になると思っているからです。
このワインは若干、ピーマンの香りがしますので、ちょっと収穫が早すぎたのかもと思ってしまいます。
名だたる醸造家は完熟した葡萄から出来たワインはピーマンの香りが出ないと言っているのを、私も信じています。
ピーマンの香りって、熟成させてもなかなか消えないんですよねえ。
でも、この香りが好きな人もいるだろうし、別に珍しいものでもないのです。
03のボルドーは暑くて収穫期間を長めにとった生産者は成功したのかもしれないです。
私は00や03はメルローの年だと感じました。つまり、カベルネ・ソーヴィニョン中心のワインでは最低10年くらい待たないと、ヴィンテージの良さを発揮できないということです。
歳をとるほど待つのが億劫になる。
だから年取って所得も上がると、待つのがイヤでわかりやすいピノ・ノワールにいっちゃうのかなあ。
この説はどうなんでしょ?

2005/12/27(火) チリワインの熟成パワーは?
また最低気温が氷点下1度。明日は氷点下2度の予定。
なんて冬なんでしょうねえ。
今日話したことですが、このペースで2月くらいまで長い冬となると、カラダも寒さに慣れているので大丈夫そうです。
しかし、列車脱線事故の現場や雪国の映像を見ますと、とてもじゃないけどあそこに住むのは無理です、と思う土佐人です。
さて、チリワインの話。
私がワインを飲み始めた頃はチリでも90とか、94,95辺りのヴィンテージも普通に流通していました。
チリのレセルバとか、グラン・レセルバという規格はスペインに習っていて、グラン・レセルバはワイナリーで5年間は熟成されて出荷されるというものでした。
しかし、市場の要求が高まり、そのようなクラスの物でも早く出荷されるようになってきたんですねえ。
例えば今年に03のグラン・レセルバクラスのワインが大量に出荷されているという事実です。
しかし、ボルドーのグラン・ヴァンでも今の状態で、まともに評価できない物でも早くから出荷されますからねえ。
今夜はモンテス・アルファの懐かしいラベルです。
このワインと出会った頃は、確か3,500円クラスだったのです。人気が出て増産し、早く出荷されるようになると、いつのまにか2,000円で買えるようになっていました。しかしですねえ、本当はあと2年くらい飲むのを待ちたいよねえと言う人のためか?
熟成シリーズにて昨年から復活しました。
今年発売されたのは98のアルファ カベルネ・ソーヴィニョンです。
モンテス・アルファ カベルネ・ソーヴィニョン 1998 3,575円
98のチリカベはとても頑強さを誇り、がっしりした骨格の長熟タイプのものをこのクラスでは多く見ました。
ロス・バスコスなんかでもそうです。
そのためか、柔らか気味の99よりも後で出荷されたようです。
このワイン、驚くほど旨いのです。あれがこうなって、ああなって、熟成した状態がこれ? 驚きです!
お金さえ有れば、ケースで保持したいほどです。
そう私に言わせるこのワイン、一度飲んでみてくだされ。

2005/12/26(月) さあ、バース・ウィーク
今日は昨日からの飲み疲れがどっと出ましたねえ。
でも二日酔いの症状は無し。 良いワイン達に恵まれたから?
日中、ゴロゴロと過ごして今夜はおでん。
明日からまた寒気が来るようで、12月は本当に気が休まらないですね。
さて、今夜もシャンパーニュの紹介。モンターニュ・ド・ランス地区のNM(ネゴシアン・マニピュラン)のものです。
NMとは自社畑も持ちますけれど、葡萄を農家から買い集めて生産するシャンパーニュ・ハウスです。もちろんクリコやモエやと、一般的に日本で有名な作り手は、殆どNMなんですねえ。

ドラピエ カルト・ドール ブリュット (シャンパーニュAC)1,700円 ハーフ・ボトル
ピノ・ノワール90%で金色に近くて濃い色合いです。
ルチアーノ・バヴァロッティという有名なオペラ歌手も愛飲しているそうな。
これも開けた時に感じたガス・パワーと飲んだ感じは違い、けっこう繊細で綺麗に溶け込んだ泡です。
シャルドネのミネラル感もしっかりありまして、このクラスにしては飲みごたえ有りの一品。
これが、おでんに合うんですねえ。

2005/12/25(日) さてもクリスマス
南国で日中の気温が10度というのは、暖かく感じないのが普通なのです。
しかし、あまりの低温続きのためにぽかぽか暖かいなあと感じるのですねえ。
そんな青空のクリスマスに働いた後は、私にとってのクリスマスタイム。
フィギア・スケートの全日本選手権は凄かったですねえ。私も感動させて頂きました。
村主さん ブラヴォー♪
24歳で年寄り扱いされる競技って何だか可哀想だけど、トリノ・オリンピックでは期待していますよ!
次は馬。史上最高額の単勝馬券(11億2,600万円)を1レースで売った無敗の3冠馬、ディープインパクトは惜しくも2着!
有馬記念では今まで一緒に走っていない相手もいるからどうかな?と思っていましたが、やはり・・・でした。2着でも負けは負け。フィギア・スケート男子といい、勝負の世界は厳しいですねえ。
次にまた悲しい列車事故のニュース。
今年はこれで3件目の大事故となりました。正に安全神話の崩壊。
運行規則に則って動かしていても、こういうことは起きるという事例ですね。この時期は移動する人々も多く、39名の死傷者を出してしまいました。
まったく、人生には何が起きるのかわからないですね。
私は大丈夫という自信は持てない時代になりました。
さて、今夜はクリスマスでメルロー大会!

レ・ザマン・ド・シャトー・モンペラ 2003 ボルドー(プルミエール・コート・ド・ボルドーAC)
シャトー・フォントニル 2003 ボルドー(フロンサックAC)
マルケス・デ・カーサbyコンチャ メルロー 2003 チリ

ビッグ・ヴィンテージとなった年のこの3本を一気に抜きまして、飲み比べです。
立ち飲みも有りないつものバールにて、先ずは腹ごしらえのパスタとやっぱりクリスマスはカモというわけで、鴨肉の薫製をチョイス。
私はボルドーでメルロー主体の地域が好きなのは、早くから美味しく飲めることですね。
このなかで、1番タンニンがしっかりズドンときたのはマルケス。
このモンペラは恋人達という踊る男女をラベルにしたもので、特別の区画ということらしい。でも普通のモンペラとニュアンスは同じ。樽のロースト香が目立ち、果実味が薄い。
やはりフォントニルはもっと濃くて複雑で深い味わいですね。
マルケスは2時間を程待ちますと、化けました。14.5%のアルコールパワーだけではありません。とても若々しくてガッツのあるチリらしい果実味に、上品な樽香としっかりタンニンはマルケスならではですね。チリは南半球なので半年収穫は早いのですけど、ワインは若い!
明日はシェフの誕生日ということで、自家栽培、自家生産(レコルタン・マニピュラン)RMのシャンパーニュ。
シャルリエ・エ・フェスのロゼ ピノ・ノワール100%
をプレゼント。繊細な泡とピノ・ノワールらしい味わいの表現は期待した以上に凄い味わいですね。昨日開けたボーモンも今日飲んだら美味しくなっていたけど、もっとシャルリエのほうが美味しい♪
最後に日頃の感謝としまして、シェフのヴィンテージ・レッドをプレゼントさせていただきました。
皆様も、何か良いことありましたか?

2005/12/24(土) クリスマス・イヴ 2005
昨日は久しぶりに雨が降り、ほっとした気分です。
北国は大雪ですね。友人知人に対して心配しています。
12月に鹿児島県の種子島にも降ったくらいの大寒波ですからね。
高知はまた渇水の危機が迫ってきております。
どこかで余った雪を高知のダム湖に捨ててくれたら嬉しいなあ。
相も変わらず、命に対して世知辛いニュースが流れてきます。
本当にどうしちゃったの日本?
責任取りは後世にという日本政治の考え方は、規制緩和したら民間にまで拡がっていくようです。

でも今日はクリスマス・イヴ。 せめて今夜くらいは日頃の悪い部分は捨て忘れましょう。
今夜は敢えてひとりにしていただきました。
姪達は来たがってましたがね! まあ明日は仕事だし、子供達にはそこまでの配慮は無理だから、最初から断りました。
で、取って置きのシャンパンでもと思いましたが、ひとりで飲むのはもったいないからという気持ちが沸々と。
何のために用意したのか? まあいいか。
それでもヴィンテージ ロゼ・シャンパーニュです。
ボーモン・ド・クレイエール 2001 ロゼ (シャンパーニュAC)4,070円
これは協業組合のCM(コーペラティブ・ド・マニピュラシオン)が造るもので、皆さんで良いワインを造ってお祝いしましょう的な意味合いの強いような生産組合です。
基本的にCMのシャンパーニュはどこのもお買い得です。といっても、安い悪いという図式にはあまり当てはまりません。
01はなかなか良好なヴィンテージだったようで、ブリュットだから当然ドライなんだけれど、後味が奥深い。
複雑感や、ミネラリーと言われるものが、ヴァン・ムスーやスプマンテ、カヴァとも違う差なんですよねえ。
ヴィンテージ・シャンパーニュは蔵元で最低3年間は熟成させなければならないというAOCのルールがあるため、近頃需要の高まってきたシャンパーニュではヴィンテージ物でもノン・ヴィンテージにして早めに出荷するという現象が起きているそうです。
ちなみにノン・ヴィンテージのシャンパーニュは普通、2〜3年分のワインをブレンドして造るのです。
そして、内圧は最低、2.5気圧という規定があります。知ってました? だからごつい瓶なのです。
安物でもシャンパーニュはシャンパーニュ。
皆さんも試しに他のスパークリング・ワインと同価格帯のシャンパンを飲み比べてみてくださいね。2千円台でも十分、違いは分かるでしょう。
シャンパーニュでは黒ブドウのピノ・ノワール、ピノ・ムニエ。白ブドウのシャルドネを普通は組み合わせます。
黒ブドウを使った白のシャンパーニュってどうやって皮剥いてるのかなって思うでしょ。私も見てみたいです。
私は日常的赤ワイン飲みなので、シャンパーニュもロゼに偏りがち。しかしロゼは白よりも2行程ほど生産過程で増えるため、生産量も少なく、故にお値段も高くなります。
ドンペリのロゼはなぜ、あそこまで高くなったのか? それでも売れる市場が日本にはあるからですよ!

2005/12/22(木) 痛いがです
今日は冬至
一年で昼間が一番短い日なのです。
そんな朝に、家を出て凍った路面に対応しきれず、自転車通勤の私は左へ曲がろうとした瞬間にツルッ! 咄嗟に受け身を取ろうとして出た左足もツルッ!
敢えなく転倒してしまいました。
辺り一面が凍った路面です。家の前だけ除去しても、結局は別の場所でこけてしまうのですよねえ。
というわけで、腰が痛いのです。
職場へと辿り着きますと、次は歩道の雪掻きです。自転車や歩行者にも陰地は大危険地帯となっておりました。
自動車もブレーキ踏めば、斜めにツルツルッですからね!
そんなこんなで腰が痛いなあと思いながらの午前中でした。

午後はスノーダンスの中、寒い外でのお仕事です。
寒さと乾燥した空気は、普通は真っ直ぐに近く重たく降る南国の雪を、羽毛のようにフワフワと落ちてくる様に変えていました。
帰宅時も我が家の近所は凍結路のままです。
日中の気温は4度までしか上がらない高知市内でした。

冬至なんて考える余裕もなく、チリピノだなあ・・・。
VIAワイン・グループのホルヘ・コデルチ シリーズです。

ピエドラ フェリス ピノ・ノワール 2001 チリ 1,400円(セール価格)
DMH(ディオジア・モエ・ヘネシー)も独自に輸入するほどのブランドです。
ところでこのワイン、従来のチリピノとは違うタイプでミネラル感や酸など、なんだかブルゴーニュを意識した感じですねえ。
下のヴィジョンと比べてみて。過度に抽出されていないのが分かります。
チリもボルドーちっくなタイプの赤ワインが増えてきたのですが、ピノ・ノワールでも、いずれそんな潮流が起きるのでしょうか?
ちなみに、ホルヘ・コデルチ氏はバルディヴィエソのワインメーカーでもあります。

しかしまあ、腰が痛いわ・・・。

2005/12/21(水) この冬はどうしちゃったの?
12月からこんなに厳しい冬なんて、本当に記憶がない。
日曜日に降った雪は、裏路地ではまだ路面を凍結させているし、今夜からまた大雪注意報が!
この日記を付けている時点ですでに、3センチ程度積雪しているのですよ!
またまたですよ! 路面凍結などで事故続発の気配なのです。
前の道路に積もった雪を掻き分けましたが、朝までにはまた積もってるんだろうなあ・・・。
もう2週間程度低温続きなので、降った雪は簡単には溶けません。
これは大事ですよ。
今日は約9日振りに最低気温がプラス1度になったのです。
日中は9〜10度。これがかなり暖かいと思ったほどですから、よほど低温は続いているってことですね。
さて、今夜は夕べ飲んだコノ・スルの上位クラス。

コノ・スル ヴィジョン ピノ・ノワール 2003 チリ 1,580円
この銘柄はまたマイナーチェンジしまして、ついに単独畑のワインに昇格しました。しかも!価格据え置きはチリならではでしょうか。
ラベルにはラペル・ヴァレーの1978植樹の区画で、サンタ・エリサという畑名がついています。まるでブルゴーニュのようですね。
03というビッグ・ヴィンテージという好条件と重なり、びっくりするほどコスト・パフォーマンスを上げています。
生産量は少ないのであまり目に付かないヴィジョン・シリーズなのですけど、お薦めの1品ですよ♪ 本当に美味しいです。
ああ、明日の朝は無事に出勤できるのか心配・・・。

2005/12/20(火) ピノ・ウィークと言っても
チリピノですよ!
クリスマス・ウィークはピノ・ノワールで。
今朝も前の道路は凍結状態です。
職場へたどり着くと、北側の道路には雪かきのあとが・・・。
まだしっかりと凍結状態は保っています。
今日も寒いけど、溶けるのかなあ。
日曜日の雪は今日もまだ、陰地で生き残っています。

コノ・スル ピノ・ノワール レセルバ 2004 980円

チリでは04も03に続き、ビッグヴィンテージ! なのです。
この銘柄は前から言ってますが、コスト・パフォーマンス抜群!
アナケナのよりもこっちが上でしょう。

03よりも樽香は控えめだけれど、本当に侮れないピノですよ!
ラベルも新しくなったしね!

2005/12/19(月) 熟れたチリピノ
今日も最低気温は氷点下。
前の道路は凍結し、歩行者を阻みます。
屋根の雪は溶けません。それほど低温で乾燥している証拠ですね。
ご近所さんも路面凍結対策に苦慮しています。
私は日中に散水攻撃にて氷を溶かしました。
でも明日はまた凍りそう・・・。
それにしてもこの寒波は長いですねえ。
今夜は久しぶりにサンタ・ヘレナのピノです。
サンタ・ヘレナ セレクション・レセルバ 2000 チリ 1,270円 だったかな?
コスト・パフォーマンス抜群のピノ・ノワールだと思います。
でも市場からは埋もれていたりするのですね!

2005/12/18(日) 観測史上2位
高知市で9センチという積雪。しかも12月で1週間も最低気温が氷点下続きになりそうです。もちろん、そんなのは初めて・・・。
元気なのは子供達で、朝から夕方まで雪だるま作りや雪合戦を楽しみながら、キャアキャアと嬉しそうに雪と戯れていました。
夜になっても我が家の前の道路は完全に凍結! 空き地には3センチほどの積雪が普通に残っているという異常事態です。
もちろん、交通機関は歩行者を含め、軒並み麻痺しましたね。
私も容易に外を出歩けるような路面状態ではなかったのです。
今週が休みの周りでラッキーなどと思いつつ、同僚は大丈夫かなあ、と心配するほど。
明日も氷点下は確実だけに、凍った路面によって起きる転倒やスリップ事故を心配しますねえ。
南国では特に雪に対して弱いですから。

さて、今夜はお気に入りの南仏はラングドック・ルーション地区にあるドメーヌ・ポール・マスです。
ル・ドメーヌ・ポール・マス カベルネ・ソーヴィニョン&メルロー 2004 1,345円

まだ開けるのは早いかなあと思いつつ例のコルキーで抜いてみました。重厚な瓶ではコルキーを使って楽に抜栓できます。
この作り手はもう7年くらいのつき合いでしょうか。
年ごとにブレンド比率を変えているようです。
でも価格と質をを問われれば、必ずOK!を出せる一品。
しかし、今回は輸送の振動による荒れがまだ落ち着いてないかなあという状態でした。もうちょっと我慢すべきでしたね。

2005/12/17(土) 寒さ厳しく
季節風は嵐のように吹き荒れています。
空気ももの凄く乾燥していますねえ。火事にならないようにお気を付け下さい。
それにしても、大雪は四国の西北側にも襲いかかり、愛媛県のミカン農家に大打撃を与えています。
我が家も暖房のスイッチを切ると、2時間で室温は10度にまで下がります。何とかなりませんかねえ。
今夜はチリで65軒目辺りに突入しました。

アグリコラ・セルバS・Aのカサ・ドノソです。
HPを調べてみると、ヴァラエタルのシリーズは紹介されていませんねえ。さて・・・
カサ・ドノソ カベルネ・ソーヴィニョン 2003 チリ 1,130円
ワイン・メーカーのアルバリョ・アリォアガダを前面にだしているようです。
飲んでみると樽熟はされていなくて、果実味重視のワインです。
ミディアム・ボディのこのワインは千円切らないと売りにくいでしょうねえ。 嫌いなタイプの人造コルクだし・・・
品質対価格でリピート候補には上がらない出来でして、03にしては残念!

2005/12/16(金) ちゃんとしたボルドーって何?
今夜は平均的なブルジョワの作り手に挑戦。

シャトー・ラシュネ 1996 ボルドー(オーメドックAC)1,980円 ブルジョワ級
こういう平均的なボルドーワインを2千円で飲めるということに普通感を得ないといけないですねえ。
このラベルは何かに似てないかなと思ったでしょ?
お隣にはシャトー・ラネッサンがあります。で、オーナーも同じブーティエ家なんですね。
ラネッサンと似たタイプですが、私はこっちのが好きです。
ラネッサンには、00以外にはどうも良さを感じたことがない私です。良いと言われるワインでも、好き嫌いは出ますよね。
この時期にはコンクールで金賞などのボルドーワインが店頭に沢山並びます。
大体千円台のものばかりです。色々飲んでみるけれど、う〜んと考え込んでしまう物が実は多いんですね。
こういうワイン達はワインを知らない人々が、これは賞を獲っているから良いワインなんだと思いこんで買っていくのが殆どだろうと思います。
私なら、同じ価格帯でずっと美味しいワインをお薦めしますよ。

12月絵日記の続き


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.