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2005/11/04(金)
生活の糧
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お金を回すには働いて給料をもらい、使うこと。 単純なことですね、これが経済です。 私は何度も給料は減る、生活や老後のために必要なお金は増えると日記でぼやいてきました。 しかし現実に月平均2万円も急に減ると、対応に苦慮するわけです。 しかも、もう一つ重要なことは、医療費の個人負担金の増加です。 サラリーマンの一時負担金は1割でした。 それがここ数年でトントン拍子に上がり、いつの間にか3割負担に。 私のようなアレルギーという慢性体質だと、本来なら年中病院へ通わなくてはなりません。 もう、ずっと鼻炎や耳炎や皮膚炎やと、考えてみたら子供の頃からです。 それで過去に支払ってきた医療費総額って・・・考えるのは怖ろしいので止めましょう。 実は最近も医療費負担増に苦しんでいたため、病院へ行くのを我慢してきました。 しかし、どうにもこうにも仕事に支障をきたすようになったので、新たに職場の近くに出来たアレルギー科へお世話になっています。 これがですねえ、1ヶ月で一時負担金は軽く1万円を超えてしまいます。 今や一ヶ月1万円で食費をやりくりなんて時に、これは辛い。 また続けていく気力は衰えるかも知れません。 実際に借金してでも病院へという気持ちはないですね。 最近、職場を退職した女性に2,300円のステーキバイキングのチケットがあるので行ってきたら?と薦めました。 すると2,300円は高いと仰ったわけです。 以前、レストランで働いている21歳の子に3,000円は高い(贅沢)と聞いたことがありました。 若者は就職問題や低賃金に悩まされているし、今の若い女性がそんな慎ましやかな感覚を持っていたって、それを満たせる若い男性も少ないのです。 お金が無くても心を豊かに満たす方法を、経済低迷で苦しんでいる大人が若者達に、どうやって伝えたり、教えたりするの? だって、今犯罪や自殺率の一番高い年代は40代、50代だそうですから。 そんな投げやり世代とも言える大人達が政治をするようになって、世の中が良くなりそうと思うわけがない。 大蔵君なんて、時代が呼んだヒーローになるのか、ただの馬鹿で終わるのか?ですが、昔も荒れた時代には20代の国会議員は何人も誕生していたから、頑張ってね! もちろん、女性議員にもそこにいただけではなくて、結果を出していただきたいです。 そう言えば新内閣は女性閣僚は減りましたねえ。 男女共同参画社会への実現は遠そうです。 一方で、ちゃっかり猪口さんを・・・ねえ。
今夜はヴィニャ・マイポ 03 カベルネ・ソーヴィニョン チリ 780円のワインでも慎ましやかなと言えるのかなって考えてしまう夜です。
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