日々わいん
日常の出来事とワインの記憶 ノムリエ日記
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2005/11/15(火) ヴィンテージチェック
フランスの場合、通常ブドウの出来を表すのは20点満点方法を使用しています。
ボルドーの場合、最近の優良ヴィンテージは00と03。
フランス人は偉大なとか、大袈裟な表現を使うことを好んでいますので、お気を付け下さい。
私の場合、この様な作柄指数の高い良いと言われるヴィンテージをチェックするには千円台のACボルドーなどを数本選んで買います。この時期には特に何かのコンクールで受賞しましたなんていうシール付きのものを優先します。
例えば、今夜はメドックACのシャトー・グラン・ガリウス2003 1,180円
スイスのコンテストで金賞を獲得したものです。
やはりと言いますか、値段以上の味わいを得られることは難しいのですね。
売れてる人気ワイン生産者以外の多くは、生産設備に投資ができません。
平凡な産地でも畑と醸造設備に投資できている生産者のワインは、3千円程度してももの凄く人気が出たりします。
モンペラなどは良い例ですね。こうなってくると、作柄の良し悪しもあるでしょうが、生産者の良し悪しで選ぶ時代が来たのかなあと思います。
明日はボジョレ・ヌーボーの解禁ですね。
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/wnews/20051115gr0a.htm
このようなニュースが流れても、鵜呑みしてはいけませんよ。
というか、すでに消費者の方が賢くなってるのかな。
だって、昨年のデュブッフだって、まだどこかで売れ残ってるでしょ!
高コストで輸入されたものをいつまでも店頭に並べるよりも、1ヶ月くらいで売り切る適正輸入量というものを考えてみましょうよ。
ワイン好きなら2千5百円オーバーのボジョレを買い増しするなんてことは、そうそうしないものです。
もっと美味しいワインをいくらでも選ぶことができる価格帯なのですから。
2千円以下で買えるイタリアのノヴェッロや千円以下で買えるチリヌーボー買う方が、もっと良い買い物だと思ってしまいます。
ちなみにチリなど、南半球の新酒は春に出ますよ。


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