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2005/11/10(木)
久しぶりに二人で
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匂わせぶりのタイトルですねえ。 でも、相手は元同僚の先輩です。 子供の塾への送り迎えが親としての使命事項なので、丁度ワイン倶楽部の日は来られないということですから、平日にプチワイン倶楽部です。 元の職場も管理職交代によって、様々な出来事が起きているようであります。 というような話を盛りだくさん聴きながらの飲食です。 しかし私もまあ、これだけの会話を長時間も聴くことができるようになるなんて、大したものだなあと自画自賛しました。 けれども、一緒に暮らしを共にしていないから聴けるのだと思いました。 して、お出ししたワインは。
シャトー・フォントニル 2003 ボルドー(フロンサックAC) 3,480円 マランジェ1erクリュ クロ・ド・ロワイエ 2000 ブルゴーニュ(マランジェ1erクリュAC)3,400円
二度目の03フォントニルはやっぱり美味しい! 私は02の出来に少々がっかりだったので、やはりこれはお値打ちなのです。 しかし、同じ畑から誕生したワインの出来が気候によってや仕込み方の影響で味わいや値段の違いが出るというのは勉強になりますよ。 こういうワインを01〜03まで垂直してみるのもありですね! Mさんにも気に入っていただけました。 次に出すワインに少々悩みました。 私もブルゴーニュでは痛い目に遭うばかりでしたが、最近見つけました。まあ、これならと言えるワイン。 ドメーヌ・ヴァンサン・ジラルダンのワインです。 マランジェというところは、それほど名醸地としては、ブル通も見ていないところでしょう。 しかしこのピノ・ノワールの平均樹齢は70年以上のヴィエイユ・ヴィーニュということと、優れた醸造技術によって、この価格帯としては突出した味わいをしています。 ブルゴーニュの格付けは畑に対するものなので、例え特級畑のものであっても、製品としてはメドックや、サンテミリオンの1級よりも信用できませんし、価格も本当にバラバラです。 ブルゴーニュマニアも結局は畑よりも醸造家に投資するのです。 まあ、他でもありますけれど、ブルゴーニュだけは顕著ですね。 で・・・不安はありましたけれど、ジラルダンのクロ・ド・ロワイエはまたしても期待に添ってくれました。 もう大満足な夜です。
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