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2005/11/30(水)
またひとつ
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中心地から大規模商業施設が消えた。 そう、ダイエー・ショッパーズ高知店が26年間の歴史に幕を閉じたのです。 はりまや橋の西武に続き、また大きな空間をポッカリと作ってしまうことになります。 しかしもう、地元には再開発パワーは無い。 西武跡でさえ、数年間もほったらかしの状態で、街の衰退は目に見えるようである。 ダイエーには私も過去に2度、10代の頃にアルバイトでお世話になった場所。そういうものが無くなるのはやはり寂しいものであります。 閉店時、名残惜しそうに見送る人々は後を絶えませんでした。 通りすがりの若者達は人だかりを見ると、誰か有名人が来ているのかと色めきだっている。 思考感覚の狭さを可哀想に想う私でした。
今日は先輩方が給料が下がるという有り難くもない辞令をいただいていた。 そうやって人々はゆとりというものを失っていくのだろう。 私も12月からしっかりと下がる給料を真摯に受け止めなければなりません。 だがここ数年間はずっと右肩下がりなのです。 景気が良くなっているという政府見解を、何時になったら感じることが出来るのでしょうか? ダイエー高知店でも、異動する正社員を除いて殆ど人々(200人以上)は明日から失職する運命にある。 そんな多くの受け皿は簡単には見つからない。 無事に年越ししてくれることを祈ることだけしか、私にはできないのです。
画像は閉店時、シャッターが閉じる瞬間です。 私も最後のお別れに立ち寄りました。 整列し、最後まで深々と頭を下げる社員達に涙した夜です。
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