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2005/10/09(日)
one's homeland GP
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行ってきました鈴鹿市へ FIA F−1 Japanese GP in Suzuka なんか判らないノリで片道430キロの自動車旅へ7日夜に3名で出発。 日本人ドライバー、佐藤琢磨も来年は乗る車が無くなるかも知れないし、3リットルエンジンのV10(V型10気筒エンジン)サウンドも来年からルールが変わるので最後となるのです。 そのせいか、マスコミも観客も異常な盛り上がりを見せるイベントになりました。 タイトルは母国グランプリ、マスコミがやたらとホンダやトヨタチームに対して使った言葉だ。 しかし実際は日本の企業が参加し始めた頃の侍魂の様なものは、感じさせなくなっている。 昔よりもお金がかからなくなったと言っても、莫大な資金は必要なのだ。F−1ドライバーには世界一の時間給を支払っている。 ところでこの日、人口20万人の鈴鹿市は、鈴鹿サーキットランドの敷地内だけでナント15万人を収容する。 こんなビッグイベントは日本ではココだけなのだろう。 そして私が初めて知ったのは、三重県は関西語圏であるという事実だった。中部東海よりは関西に着きたい様であるのですね。 実際に地元企業も関西の事務所だと名付けているのもあるのです。 この異様に盛り上がった本番のレースは、1周目の途中で琢磨コースアウト、接触のあとは皆さん沈黙。 ただただ静かにレースの行方を見まもっていたのでした。 最終周でフィンランド人のキミ・ライッコネンがトップに立つやいなや、会場内大騒ぎとなったのでありました。 ところで応援した琢磨は二度目の接触事故で、失格の裁定を受けてしまったのです。 今年の走りでは誰も認めてはくれないでしょう。 このF−1サーカスは来年も鈴鹿に戻ってきます。 しかし現実にはF−1人気は世界的に下がり、スポンサー集めや参加チームを増やすのに苦労しています。 その鈴鹿市、色々と勉強させていただきました。 戦中の軍用都市から戦後は積極的に工業を誘致して発展してきたのだが、農業や漁業とのバランスにも優れている。 そして、重要な物流ルートを低コストで実現させている政治力。 高知も見習うべきか、でももう遅すぎですからねえ。 海運業もダメになったし、陸路は瀬戸内三架橋の高い運賃がネックとなります。 JR貨物も鉄道基地が高知県には無いのです。 地味に見えても伝統文化や自然を大切にし、最新技術も開発される都市って憧れますね。 ではまた。
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