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2005/10/05(水)
食堂車ノスタルジー
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新幹線から食堂車が消えて、何年経ったでしょう。 新幹線や寝台特急の食堂車への憧れは、特別のものがありました。 子供の頃は新幹線なんて贅沢な乗り物だったし、食堂車での食事というのもとても贅沢でした。 在来線の昼間特急に連結された食堂車は1982で北海道を除き、消えてしまったそうです。 私が食堂車を利用した思い出は、1980&81 当時は神戸ポートアイランド博覧会や、SLが山口線に復活した年です。 当時の国鉄神戸駅周辺は、赤煉瓦や倉庫と珈琲の香りがとても似合う町でした。 今はハーバーランドや北口周辺も当時と景色がすっかり変わっています。 さて、宇高連絡船から宇野線へ乗り換え、新幹線岡山駅を目指します。 日本旅行のものだったか、大きい時刻表を開き、列車の編成表で乗るべきひかりには、日本食堂、都ホテル、帝国ホテル、この三社の内どれが営業しているのかを調べます。 当時はどういうメニューがあるのか、鉄道ファンや鉄道ジャーナルといった雑誌に特集も組まれるほどでした。 日本の食堂車は海外の有名列車ほどの調理器具は乗ってなかったようです。 だから簡易の洋食屋さんといった風情でした。 それでも価格はプレミア価格でしたね。 山陽新幹線は防音対策でシェルターやトンネルが多いために、食事しながら景色を楽しむことはできませんでした。 ゆういつ、在来線で利用した食堂車は当時花形だった気動車、キハ181系で伯備線を走っていたL特急やくもです。 出雲市駅まで追っかけした記憶はまだ残っています。 ブルートレインのも憧れていたなあ。 在来線の食堂車ってけっこう振動があるけれど、大きい車窓からの景色は良かったですね。 在来線長距離列車の旅も、今や時間を含めて贅沢になりました。 でもトワイライトエキスプレスやカシアペア、北斗星の旅には憧れますよね。
ここ二日間は休肝日です。
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