日々わいん
日常の出来事とワインの記憶 ノムリエ日記
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2004/08/31(火) 台風16号一過
私の中で、何か吹っ切れたものを感じた・・・

今、何をすべきか?

台風の罹災ゴミを片づけに行ったとき、神戸を思い出した。
瓦礫の山やビル倒壊の光景・・・

人間は所詮、自然の猛威には勝てない。
あとほんの少しとか、チョットだけ早かったら、遅かったら・・・
生きていればこそ考えられること。

生々しい光景を見ていないと思い浮かばない現実。

災害もそうだが、勝てない病気もある。
例えば、私の従弟は急性骨髄性白血病という病で亡くなった。
彼はまだ25歳だった。
大卒後、就職して3年目、まだ意気揚々としていた時・・・
絶対にもっと生きたいと思っていたに違いないのだ。
病魔と1年闘ったが手を打てなかった・・・

生きるってなんだろう・・・

私はただ、惰性でいきているんだろうか?
いや、希望も目標もある。 無理だと思っていても進みたいものがある。

今の仕事はやりたい仕事として選んだのではないが、使命感は感じることができる。
感謝してもらえることができて、誇りを感じる。
私にとってはやり甲斐があるのかなあ?

ワインは 切っても切れない食中酒。
食べるものがなければワクワクしてコルクを抜くこともあるまいて。

それは明日への肥やしでもある。
明日も頑張ろう!

祭りの後には必ず火消し役もいるってことで・・・。

2004/08/30(月) 台風な一日
今朝から台風16号接近中!
職場までの短い距離を傘さして向かいます。もう風に煽られて手首の力全開状態です。
運が良いというのか?たまたま業務の少ない日の台風。
ただ、お休みの人はやはり多かった。
強風や突風、雨の中、頑張って早めに仕事を済ませました。
今回の台風は本当に強かったですね!橋の上でバイク乗ってる人がまともに横風を受けて欄干まで一気に流されました。目の前の事だったのでヒヤッとしたものです。
吹き飛ばされて川に落ちる様な勢いがありました。
私が動かしているトラックでもそうとう揺れましたからねえ。
仕事からの帰り道は向かい風で、ほんの数百メートルが遠く感じたものです。しかもバチバチとカラダを打つ雨の痛さったらない!
裸になって寝るとツボ刺激&マッサージ・・・どころじゃないって! きっと突風で転がって行くでしょう(笑)
帰ると早速冷え切ったカラダをシャワーで暖めます。
そんな豪風雨は夜10時頃まで続きました。

今夜は無性にマルゴーを飲みたい!
そんな衝動を抑えきれず、パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー2001です。4,300円かあ・・・
00の煽りを受けて01のボルドーはまだ高値を維持していました。
でも! わたしは01のボルドー好きですね。
レフォール・ド・ラトゥール01や他の01色々飲みましたが、99より良いんでないかい?最近そう思います。
軽く10年以上待たなくては行けない00よりも今美味しいもの。
やはりワインは瓶詰め出荷された時点で商品になっているので、市場にでた時の評価は大事だと思います。
例えば飲み頃は2012からとか・・・ふざけるんじゃねえっ!
待てないんだよ私は! だって私は死んでいて飲めないかもしれないじゃな〜い。
雨戸を叩きつけるバリバリという雨音を聞きながら飲むパヴィヨン・ルージュ01は   素敵です。

2004/08/29(日) 台風前夜に何思う
ダイバーシティー  コンサルティング用語で多様性を意味します。
昨今、日本の企業も外資系に習って女性管理職の登用を積極的に増やす方向に向かっているそうです。
でも、まだ基礎もできていない段階ですね。
日本は先進国の中では女性の管理職割合が低いのです。
お父さんが一家を支えるという日本社会が転換し始めてから何年経ったのでしょうか?
女性の社会進出はまだまだ日本の封建的男性社会に足踏みを多くしているところでしょう。
しかし一方、地方では事情が違いますね。
女性は家計を支えるのに重要な役割を持っています。
ダイバーシティー構想は確かに需要の多様化とともに、女性の積極的な管理職を登用する場ではありますが、選ばれる存在でもあります。
選ばれたからには会社、事業所単位で業績UPを望まれるというプレッシャーと戦わなくてはなりませんね。

セクシャル・マイノリティーもダイバーシティー時代に入っているのかも知れません。
性の多様化とは言いながら、でも一部の認められた人しか社会では生き残れない。
そんな感じです。

今夜は台風の風が強くなってきました。
明日は来襲の最中、外で仕事しなくてはいけないのですね!

溜め息が出るだけです。

画像は無しですが、お気に入りのチリカベ飲んでます。

2004/08/28(土) トランジションも疲れるよね!
来るのか来ないのか?もたもたしている颱風に喝!
きょうはホームエステ
むだ毛処理ってのですね!レーザー脱毛って時間はかかるし意外にも体力を消耗するのですよねえ。

今宵は颱風前夜。 なにか飲み残したと思うワインはあってはなりませぬ。
そう思って開けますのはシャトー・グリュオ・ラローズ1994
ACサンジュリアン、メドック2級
ベイシュベル村にあるこのシャトーはその名の通り、薔薇のある丘だったそう。
94当時は不遇な時代だった。オーナーは電話会社・・・おっと!こんな蘊蓄は本来似合わない。
ただ、94は今とは葡萄作りが違っている。醸造は同じ課程だそう。
このシャトーの勇逸の特徴はボルドーでは数少ないマルベックをブレンドしていること。サンジュリアンの中でもひときわ異彩を放っている。
サンジュリアンのワインは実は98くらいから飛躍的に良くなっているのかもしれないと客観的に思いました。
バルトン、ラスカーズ、ポワレ、ボーカイユ、最近はこれにサントリーのラグランジュも絡まって良い競争をしています。

ところで今夜のグリュオ・ラローズはかなり気難しかった。
我が家でも保存や元々の・・・キリがないか!
まあ、5千円だし・・・最近のに期待しようっと。

2004/08/27(金) また台風かあ・・・
私が予想していたよりは小さい16号が近づいてきましたね。
海はもう6メートルくらいの波で大荒れです。

今夜は昨夜出すはずだったオドフェル・ヴィンヤーズのロホ2001です。
02と飲み比べると、01のほうはベリー感が強く、02の方が土っぽい感じが強いのが分かります。
やっぱりねえ・・・。
早く03チリを飲みたいなあ。

また山間部の被害拡大が予想されますねえ・・・ふう・・・

2004/08/26(木) 誕生日を祝うキタカナダワイン倶楽部
今夜は週末では無いですね。でもキタカナダワイン倶楽部です。
5〜6人程度と読んでいましたが、やはり明日があるので3人です。
今、日本はとことん貧乏・・・何をするにもお金が必要です。
お金がないと自由な政治もできませんね。今は高度経済成長期に金持ちになった年寄りより、現役で頑張っているのに給料も上がらない、貯蓄も無い世代から、ほんとに無いお金を搾り取っている政治です。
地方に対して三位一体の案は、正に徳川幕府と同じで、耐えることが出来ないと国直轄(領地没収&お国取りつぶし)を狙っているかのようです。

そんなある夜・・・同僚の誕生日なので良いのを飲ませろ!というリクエストに応えた私は選択されたチリワインからアルマヴィヴァ1997を選びました。
元祖スーパーチリワインでブームの頃は軽く万越えでしたね。
ボルドーのバロン・フィリップ・ド・ロッチルド&チリのコンチャ・イ・トロの合作で、完全なボルドースタイルのがっちりとした造りです。

同僚からここだけが勇逸の楽しみになったという言葉を聞き、キタカナダワイン倶楽部は永久に不滅です!となるべく、私自身の努力が問われますね。
本当に有り難いことです。

私もキタカナダワイン倶楽部の火だけは消さないように死守するつもりで頑張りますよ。
ただ、もう一度原点に返り、安旨ワインばかりになるでしょう。
でもそういう気軽なワインが一番良いのですねえ。

Mさん、誕生日おめでとうございます。

夜の街へ行けなくとも、お風呂屋さん(隠語)に行けなくとも、ここだけはいつも楽しみにお出でくださいませ。

2004/08/25(水) 減量化計画
今日は久しぶりにファイヤー! 危うくカチカチ山になるところ、無事に証拠隠滅できました。
大汗かきましたねえ・・・

ところで、職場は賃金&体制の縮小案が出されたところではありますが、私のカラダと財布の中身も本格的に縮小しなければこの先5年は乗り越えることができないと予想されます。
体重はちょっと増えすぎですね、体脂肪率が高すぎるわけではないけれど、腰への負担はかなりのものです。
また昔のように豆腐ばかり食べようかなあ。

ワインライフだけはなんとしても死守するぞ!

日本経済は下げ一方、なぜかオレオレ詐欺にみられるように年寄りは金持ちが多いのですね。
でも私達の世代は潤わない、満たされない、将来は不安材料ばかり・・・少子化と自殺者が増え続けるのも無理はないでしょう。
政府の言ってることと実感は別なんですよ小泉殿。

私もここ二日間、ストレス食いというものを体験してしまいました。
しかも!ワイン飲みかけ、食べ物食べかけ、テーブルには赤ワインの海・・・最悪です(爆)

今夜のワインはシャトー・マルヴュゼ2000 ACサンテステフ
かつてはシャトー・コスデストゥルネルのセカンドワインでした。
93年あたりから独立銘柄になっていたのかな?
でもドメーヌ・プラッツのものですから、ジャン・ギョーム・プラッツはコスを造るのと同じくらい手間をかけているかもしれません。
これ2,400円くらいだったか、00は文句なしですね。
同じ価格帯ではバロン・ド・ブラーヌ(ACマルゴー)もあります。ボルドーでの産地を飲み比べするのも楽しいですね。
近いけれどワインはそれぞれに特徴を感じることができます。

2004/08/24(火) 黄昏れながら・・・
シャトー・トゥール・オー・コサン1998 メドックのエコワインでございます。
昨今、何か良いこと無いかなあ? を探しております。

不安しか感じない世の中って嫌ですよねえ。
誰か夢と希望を私に与えて下さいませ。
来春、職場を現状維持するのは難しいみたいですね。

金縮政策に本格的な手を付けなければ危ないなあ。趣味どころではないですね。
ふう〜・・・

2004/08/22(日) ジャブローにて
このタイトルが解る人はRX78世代です。

昨日は姪っこの守、今日はTVの森。
24時間テレビはアテネに負けない工夫たっぷり。
杉田頑張れぇぇぇっ! 同世代だけに応援しました。
それにしても見事ですね!アテネのメダルの感動を私の中では越えました。かおるさん、随分と消耗したカラダで、三白眼はキリッと前を見据えていましたね。
アテネは女子ソフトボールもバレーボールも踏ん張りましたよね。
今夜は女子マラソン 私はもちろん明日のために寝ますので応援できません。頑張っテネ!(この洒落ネタ多すぎってアナウンス)

今夜はもう来ないはずの客が来襲してなんか飲ませろって迫るもので・・・
1996シャトー・フォントニルを出しました!
たまにはこういう客もいるということで・・・。
アテネはまだ終わらないよ。でもねえ、北海道に初めて行った優勝旗のほうも価値あるって!

2004/08/21(土) 勢いに乗じて
クロ・デュ・マルキ2000 ACサンジュリアン
メドック2級レオヴィル・ラスカーズのセカンドワインで3,680円
アテネだあっ!応援だぁ!勢いだぁ!
そんなわけで開けましたが・・・早すぎです(爆)
いくらセカンドとは言え、00は別格でございました。本質を知る前に7割くらい飲んで、開いてからの残りをなごり惜しみながらちびちびと・・・
う〜んそう言えば最近一人で飲んでるなあ。もったいない。
まあ、皆さん色々と忙しいそうですからねえ。 今夜はまた雨です。

2004/08/20(金) がんばれ日本!
飛べ日本!
そいうわけで、今夜はカリフォルニアのエコワイン フロッグス・リープ2000 メルローです。
意外と硬派なメルローなんですよ。
あ これ生産者のサイン入りボトルです。私のミーハーな一面ですね。
応援に力が入って実はじっくりと味わう余裕がありませんでした。
いつのまにか無くなっていたのです・・・
それにしても、メダルラッシュは凄いの一言ですねえ。でも女子バレーはひっそりと消えていきます・・・。柳本ジャパンは燃え尽きました。
いや、まだ可能性を残しております。失礼! でも韓国戦の負け方が悪すぎです。

台風はまた収穫直前の果樹園を襲いましたね。梨、洋梨、林檎 お見舞い申し上げます。

2004/08/18(水) モルドレの白
ドメーヌ・ド・ラ・モルドレ ラ・レイヌ・デ・ボワ リラック2003
フランスのローヌ地方ACリラック 白のスペシャル・キュベです。
今夜はマグロとサーモンの刺身で・・・。
もう、1週間くらいにわたって飲んでます。でもなぜか、今夜が一番美味しく感じました。桃のフレーバーは数日前はあまり感じなかったんだけどなあ。
これ、4千円するんです。 う〜ん・・・美味しいけれど、この値段は評価とユーロ高をもろに受けてるからねえ。

今夜も風雨が強いなあ。それにしても、8月に入って雨多すぎですね。米の名産地は大丈夫なのかなあ?

2004/08/17(火) 詩とメルヘン
最近、また雲行きが怪しいですね。大雨で山間部の被災は拡がっていきます。
そんな雨の中、ご家族ご一行様6名で香北町のアンパンマンミュージアム周辺やショッピングセンターなどの屋内施設をまわってきました。 その中の詩とメルヘンの館は初めてです。詩とメルヘンというのは子供の世界観で、大人のメルヘンは無いと思っていた感を見事に覆してくれました。この絵は花を表現している詩の挿絵なのですが、私にはワインそのものを表現している絵にも見えました。
皆さんはどう感じるでしょうか?
子供の頃、夏休みに香北町から奥の渓谷に行った時、夕立から大雨になり、帰りの道路が崩落して5時間程度バスで缶詰なったことがありました。山へ遊びに行く方々、遭難が多いですね。さらにお気を付けくださいませ。

2004/08/15(日) まったり日曜日
きょうは久しぶりに日中の雨ですね。
外へ出かける気満々だったのですが萎えました。
洗濯以外に何してたかなあ・・・顔のお手入れだけは抜かりなく。そんな感じでした。
コンビニおにぎりは滅多に食べませんが、美味しそうなので買ってしまいました。
まだローソンには負けているぞ!近所のサンクスです。
アリアラの二日目も良いですねえ。
こういうワインはチーズと合わせてじっくりと飲みたいものです。
昨夜は下品にもブリーを切らずに囓りながら飲んじゃいました。

2004/08/14(土) アリアラもいってみよう!
アリアラ2000 チリ オドフェル・ヴィンヤーズ
このワインは数ヶ月前のワインクラブで出すと、あっという間に飲み干され、1杯しか飲めませんでした。
それだけ皆、美味しいと言ったアリアラを再飲です。
セラーの底にあったので10℃くらいからスタート。高級ワインにありがちな獣臭がします。これが好きな人は絶対にハマる!間違いない!
味わいはやはり濃いベリーとか珈琲やスモークを感じます。
それにしてもやっぱりチリの00でこのレベルは高いですね。
3,000円くらいしますが、これは買いでしょう。
このワイナリーは何度も紹介しています。好きなんですねえやっぱり・・・。
障害児のリハビリ用にフィヨルドポニーを飼っています。可愛い馬だこと。

8月絵日記の続き


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