日々わいん
日常の出来事とワインの記憶 ノムリエ日記
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2004/12/15(水) コノ・スル続く・・・
最近の高知って朝は5度くらいで日中は17度と寒暖の差が激しい日々が続いています。
冬が来るというよりは春が来ているような、ポカポカする昼下がりは皆ウトウトと・・・ハンドルを握りながら緊張続きで脳疲労ぎみですね。
しかしまあ、この時期は毎年のことのように道路の公共工事があっちこっちで行われ、不快な渋滞が起きます。

同僚って侮れないですね。 最近顔が疲れてますねえ、具合が悪く見えますよ。 数人からそういう声をかけていただきました。
どうも気力より生命力は下がってきたのかなあ・・・
いや、私の場合は仕事よりも別の理由でストレスを溜めていたりするのでね!

さて、今夜はコノ・スル メルロー リゼルヴァ2003です。
皆と飲んだときは辛いという印象が強かったワインです。
今夜は室温が15度くらいだからか、なめし革とかチョコみたいな感じがします。カベルネ・ソーヴィニョンのタンニンが厳しいとおっしゃる方にはメルローをお薦めします。
2年くらい経ったら丸くなって凄くよさそうですよ!
千円で楽しめるリゼルヴァシリーズはやっぱりコノ・スルらしさを一番表現していると思うワインです。
ピノはどうかな?
わたくし、これでもボルドーではメルロー好きなんですよ。
サンテミリオン、フロンサック、カノンフロンサック、コート・ド・カスティヨン辺りは特にね。
最近、ボルドーのワインは値上がり傾向です。昨年からみると、ユーロ高以上に値上がりしていますね。
私のフランス離れも顕著です。

2004/12/14(火) 久しぶりにピノです
昨日と今日は12月では珍しく、定時で仕事も終わりました。
ということで、クリスマスの雰囲気を味わうよんと街へでかけました。
中央公園のイルミネーションは豪華にバージョンUP!
不況や不幸なことが続くとマスコミもこぞって日本中のイルミネーションポイントを特集しますよね。
やっぱりあれには人々の気持ちがほっとして、穏やかになるパワーを感じます。CDショップでドリカムとマルーン5の新譜を買いました。私にとって、ドリカムには深い深い思い出があります。
自身の失態で舞い散ったCD・・・あの涙と情念を背負って生きるわたしです。

さて、久しぶりにコノ・スルのピノ・ノワールです。
ヴィンテージが03なので買ってみました。フランスではアルコール13.5%なんて法律上の問題もあって考えられませんよねえ。
このヴァラエタルシリーズも平均樹齢が上がってきたせいか、深みが増してきてるようです。あのフルーティーで薄っぺらいピノではなくなっていて、タンニンを感じます。
以前飲んだブルゴーニュのマルサネを思い出すような感じですねえ。でも、これで900円出せば買えるなら、フランスはピノでもチリを驚異に感じずにはいられませんぞよ!

2004/12/13(月) アルボレダの去就は?
最近、またアレルギーが酷いですねえ。困ったものです。
やっぱり卵は安心できません。あ〜あ・・・
ここ2年くらい続くアレルギー性外耳炎も原因不明。がしかし、姪っ子もなっているとのこと。これは遺伝性なのかなあ・・・
黒酢で良くなった人もいるようです。私も飲んでるのですが効き目が無さそうです。
ただワインの血液サラサラの恩恵はバッチリと受けているようです。
久しぶりに電気屋へ・・・今年は暖房器具に悩んでおります。
エアコンやファンヒーター、ストーブのような部屋暖房でいくのか?
電気カーペットとこたつだけの部分暖房で乗り切るのか?
昨年はオイルヒーターでした。理由は部屋の空気がゆっくり対流して暖めすぎず、寒からず、ワインを飲む温度にも丁度良かったから。
でも電気代は安いとは言えません。石油ファンヒーターも電気代と灯油代を足せば安いとは思えません。
最近ではエアコン暖房のほうが性能が上がって安くつくそうです。
ただし乾燥だけはどれも防ぐことができませんね。
来年こそはエアコン買うぞ! と今だけ思っておきます。

今夜のワイン、今年はワイン業界もモンダヴィ社問題であたふたしたことでしょうね。なにせアメリカでは最大級のメーカーです。
結局はイタリアの財閥系に買収されました。
チリのカリテラはエラスリスとのジョイントベンチャーでした。
エラスリスがモンダヴィの持ち株を引き取って決着しましたね。
カリテラはモンダヴィ社が販売権を持っていましたから、当然、ロバート・モンダヴィのワインという感じで売り出していました。
ヴィニャ・カリテラはブランド名の変更も考えられます。まあ、エラスリスもヴィニエド・チャドウィックで世界に一躍したことだし、ブランドイメージが高くなったことで市場も世界に拡がっています。
このアルボレダはまだまだ発展途上のワインでして、葡萄もまだ若いから年々、深みを増していく感じです。
01はやっぱり良いんでしょうねえ。まだガッチリしていて濃く、元気なチリカベです。

2004/12/10(金) 昨日の今日でして
今夜はワインクラブです。

しかし、私は仕事のことでブチ切れ!
場の雰囲気を乱してしまい、大いに反省。

しかしね、人の信用を著しく落として和を乱す。
これがいけません。
人は怠惰になることは簡単。 落ちることは簡単なのです。
今の作業は何れ無くなるわけですが、そこはしかし!
手綱を引き締めなければ全体の責任となるわけです。
チームワーク無くしてはこの仕事は勤まらない。
何も能力の限界を超えよと言っているわけではないのです。
見え透いた怠惰な行動に怒ってるだけです。
こんなことでコンセンサスは得られようがないですね。

さて、今夜は飛び入り込みで5人
目玉は私が飲みたくて買ったシャトー・レゾルム・ド・ペズ2000 ボルドー・サンテステフACのブルジョワ・エクセプショナルです。
行きつけの鬼田さんとこで3千円。これはラッキーかも♪
デキャンタして30分ほど置いてから飲んでねということで、その通りにしました。
りょうさんとこの99からみますと、やはり00だからでしょうか?果実味が強くて意外にフルーティーでございました。
なかなか複雑味や奥行きがありますね。さすが名シャトーです。
スペインのアヴァディア・レテュエルタは漬け物の匂いがします。
結果、ようよう考えてみますと、ブショネでしたね。
まあ、コンディションの良い味を知っていることだし・・・
飲める範囲でしたので飲みました。
品種特性の違いを知っていただきましょうと出したのは、コノ・スル リゼルバ03のカベルネ・ソーヴィニョンとメルローです。
03のメルローは皆辛いと言いましたが、正に言い得てましたね!
日本酒の辛口の様な印象がありました。
やはりカベルネ・ソーヴィニョンのほうが果実味ぎっしりで濃く、ベリーなところがウケたようです。
このコノ・スルいつかワインクラブで特集的に飲みたいですね!
来週は忘年会かあ・・・ 飲み過ぎに注意です。

ところで、千と千尋の神隠しを見たいと言っていたのに肝心な部分を見損ねたT君 DVDでも借りてみてね。

2004/12/09(木) 一息つきました
今月はやはり大変ですねえ。

本当にありがたいと思う行為を無にして信頼を無くすような行動。
最近見受けてきましたね。
良くないことですね。 

今夜はグラス2杯で終わり。
明日はワインクラブです。

2004/12/07(火) 今夜は
ちょっとだけ酒臭く感じるラプラヤでございました。

今日は暖かい一日でした。
身体はお疲れですね。

2004/12/06(月) 平凡なアペラシオンの赤なんだけど
某バールで話題になっているあのワイン
今年の5月の日記より再編集

ACボルドーのカルトワインと言えば?

プルミエ・ヴァンダンジュ ジロラット 2001

1万2千円くらい・・・

デスパーニュという生産施設にボルドーの英知が結集!

アントゥール・ド・メールというボルドーでも白ワインしかAOCワインにならない生産地でメルロを密植させ、1本の葡萄の木にナント2房しか残しません。
どんな高級ワインでも6〜8房は残しますので、このワインが如何に生産者にとって趣味性の高いワインであるかお分かりであろうかと思います。
やはり、高地の斜面に植えているようで、下にはロゼ用のカベルネ・ソーヴィニョンを植えているそうです。

醸造法はユニークの塊! 最新のグラヴィティ・フロー(単に自然な重力を利用)とも言えるような葡萄の重みだけで勝手につぶれてくださ〜い を新樽の中で行い、発酵、熟成、瓶詰めまでひとつの樽でやってしまいます。
普通ならせっせと澱を取り除く清澄という作業があるのですが、ナント! ジロラットは無しです。
ということは、シャンパーニュで澱がボトルに固まらないようにするためにボトルを回すのと同じように、樽を回転させる機械を造り(でも手動)樽回し専門の人まで雇って瓶詰めに至るまで同じ樽で仕上げるという怖ろしく人と施設にお金をかけたワインなんですよ!

ジロラットはメルロ100%でアルコールがなんと14.5%! ところが完璧とも言える調和によって酒臭さが全くありません。
いかに葡萄の糖度や熟成度が高いのか証明されていますね。

この作り手、通常はシャトー・モンペラ 2001 というこれもACプルミエール・コート・ド・ボルドーのワインを造っております。
メルロー90%カベルネ・フラン10%の構成です。
アントール・ドゥ・メールとの境目なんでしょうかね?

シャトー・モンペラでも葡萄の木1本に6房という高級ワインです。

色は明らかにジロラットが濃いのですが、モンペラはカベルネ・フランが実は混ざっていたという事実を知り納得。

これがどっちも抹茶の香りを感じたんですよねえ。
これが普通のワインには無いものなんですねえ。
とても個性的です。

ということでして、02も楽しみにしておりました。
さて、どんな出来になってるのかな?

2004/12/05(日) 姪とデート
子供向けの科学の祭典へ姪二人を連れ、行ってきました。
次女は病気でリハビリ中。
やっと杖を使わずに歩けるレベルまでになった模様。
しかしまだまだ。
気丈に育ってるので安心している。早く走れるようになりたいよねえ。
その子は四つ葉のクローバーのアクセサリをいくつも作りました。
身体障害者のマークです。
もしも青地のクローバーマークを自動車後部に見かけたら、身体障害者のかたが運転していますので、皆様お気遣いをよろしく。

でも姪の身体からは早く剥がしてあげたいなあと思う私でした。

2004/12/04(土) 激しい雨でした
きょうは12月だというのに南方系の低気圧が双子で接近、通過していきました。
昼間より夜の方が暖かいのではと思えるくらい。
でも外は大雨。
久しぶりに愛媛から友人が訪ねてきました。
まあ、それなりにとはいえ、無事に日々を過ごされているようで、チョット安心しました。
夜はあるコミュニティーサイトのオフ会です。
ナント! 西宮市からもお客さんが来ていました。
インターネットの力って凄いですねえ。
深夜慣行組は無事でしたかな? 私は喉が弱くてカラオケは無理なんですね。
扁桃腺も切ってるので免疫力も低下してるはず・・・
オマケにアレルギー体質も改善されず、昨年からは完全に薬漬けですねえ。
遺伝子治療で改善されるなら、早く許可、認可されてくれれば そう思います。
グラスワインが無いお店でしたので、最後はバッフォーネで〆です。

2004/12/03(金) 晩酌会
今夜は同僚二人と座談会
ワインと焼酎の話題で盛り上がりました。
私は焼酎のアルコールに負けてしまい・・・日付変更線を越えられず、正に撃沈! 布団に潜り込んでお開きとなりました。
ピノ・ノワール樽仕込みの麦はちょっと甘い香りがしてこれは傑作かも。
35度もある芋のほうは逆に香りがコニャック樽に喰われてしまったのかなあと思いましたが、後からほんわかと芋ですよと主張してきます。芋の香りが強いのが苦手なら良いですね。
しかしこれらはすべて3千円オーバー!
けっして安い買い物ではありませぬ。
焼酎って高級感が分かりづらい酒ですよねえ。
今夜はアルゼンチンのパスカル・トソを一番気に入ってくださったようです。

2004/12/02(木) 師も走るが私も走る
そういうわけで、皆様お元気でしょうか?
12月が誕生月ってなんだか損したような気持ちだったのは子供の頃。
大人になってみると、とにかく時間の経つのが速い。
脳内科学では性差や大人と子供の時間を感じる差などはかなり解明されてきている。
しかし科学がいくら発達しても私の時間は今でも刻一刻と過ぎていく。
まったく・・・
とにかく体力と気力勝負の12月 このしんどさをできたら楽しみたいものだ。

今夜はコノ・スル20バレルセレクションのカベルネ・ソーヴィニョン1999 このワイナリーはオーガニック栽培で有名です。
別にこのワインはオーガニックですというようなワインを出さなくても良いと思うのですが、世の中安全マークを求めている風潮があり、結局その様なニューワインが誕生しました。
これがナント! デイリー価格なのです。
そして、20バレルシリーズは格上げになり、実質値上げらしい。
来年になれば分かるでしょうが、この価格でこの品質で尚かつ美味しい。 この部分はチリの得意分野だったはずなのにねえ。


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