日々わいん
日常の出来事とワインの記憶 ノムリエ日記
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2004年11月
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2004/11/08(月)
今日はアナケナ・カベルネ・ソーヴィニョン レセルバ2002チリ1,080円
日本でチリワインがブームになった頃は、マイポヴァレーやクリコヴァレーなどのセントラル地域(たぶん生産地における中央部)の比較的海側のものが多かったのですが、最近の名醸地としてはコルチャガやロントゥエなどの比較的高地の傾斜地が増えてきていますね。
02のチリカベはホントに難しくて、産地によるのか製法によるものか判らない差が大きく出ています。
今夜のワインはちょっとウムム・・・ですね。

それはさておき、10年ほど前の話しです。
わたしは中央商店街地域のまちづくりコミュニティーに参加していました。
当時から街の空洞化現象を食い止めるのに行政は何とかしようと試み、コミュニティーをつくり、ワークショップを何度も開催して市民と行政とが一緒になって街の未来を模索検討し、計画を練っていきました。
仕事が終わると、自転車で商店街をよく回ったものです。
当時の計画はこの10年の間に現実化し、美しい外観や道路を形成していきました。
しかし、人波の閑散化はいっこうに止まらず、消費行動も落ちるばかり。
閉店する店の数も、驚くほど増えました。
しかし原因としては景気の低迷ももちろんありますが、商店主の土佐人気質が今や悪い方向へいってしまったわけです。
商圏は道路の発達とともにどんどん郊外へ拡がり、県外資本の企業が乗り込んできました。
やはり、全国に通用するためには接遇、つまり接客態度が大切です。
いかに気持ちよく買い物をしてもらえるようになるかを日々考えているわけです。
いくら一流や良い商品を並べても接客態度が気持ちよくないと、買う気もしないし、人気商品は長続きしません。
昨年、高知県は自主財源率全国最下位にまで落ち込んでしまいました。
そこへ三位一体改革です。
親方日の丸で財政運営をしてきたツケが突然まわって来るという不運(と言えるのか?)なのです。
各自治体は人件費削減、公共事業削減による歳出の縮小で踏ん張りたいところですが、大企業の無い高知には法人税は減少し、頼みの農業や漁業は相次ぐ台風の襲来によって大打撃。
お金の流通そのものが無くなって、街は衰退の一途です。
それにかぶる知事選挙
昨年やったばかりなのに橋本知事は昔のことで辞職し、また出直し・・・。
今、知事が代わったからといって何も出来ません。
この先、県民のじっと我慢はどこまでもつのか?
それを私は見届けることができるのか?
沈み続ける郷土を心配しています。

南海地震も必ず来るはずだしね。

でもなんか・・・捨てきれないよね!


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