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2013/07/08(月)
寂しくなっちゃった
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久しぶりにギフチョウについて報告しましょう。 6月1日に先生と見つけ確保した76個の卵は順次幼虫に変わって何回かの脱皮を繰り返して大きくなり今日の時点で3つの幼虫が寂しくちじこまって蛹になる準備をしているだけです。この3つはすこし小さいようなので気になるのですが自然のものの生命力を信じています。残りはほとんど糸を出して体を固定させて蛹になったりもう少しだったりということです。はっきりした数は分かりませんが多分70の余はいるようです。これは大変だったけれど卵を確保した時点での責任でした。途中ひとつの幼虫が死にましたがこれはしょうがない。残りの幼虫が蛹になってくれれば98%の確立で蛹になる訳です。秋までここにおいてのち先生と玄関前のコンクリート枡を整備して自然に近い状態で春を待ちます。来年はここだけでなく山へも放そうと相談しています。秋山の小学校にも手伝ってもらって4人の生徒の見ている前で野に放せば来年のチョウの保護のための飼育に協力してもらえれば小学校の存続にもいい影響があるはずだとおもっています。 蝶の愛好家というものは自分本位で嫌いですが、そういう人もいます。捕っちゃいけないと言っても始まらないけれども何兎も捕るのはこりゃいけません。みんなが育てて放しているのだということを分からせることから始めるよりないと僕は思っています。 でも大きな箱の中に動くものがなくなると寂しくなるものです。きっと子育てもそういうことなんだろうと感じています。さてあしたになって3っつの幼虫が体を固定させてくれさえすれば、ことしの「GIFU KEEP AND INCREASE」のミッションも上々吉となります。
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