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2013/07/07(日)
窮鳥懐に入る
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草を刈りに出るかと立ち上がった頃ザッっと激しい雨になった。止むまで待とうと昼御飯にしてウトウトしていた。玄関で案内を請う声に、はてと立ち上がるとヘルメットを持った青年が立っていた。志賀に抜けようともっきりや街道に迷い込んだという。ナビの指示といった。おまけにガソリンがないかと聞かれたのにはちょっと驚いた。外はまだ激しい雨だった。ガソリンといっても混合ガソリンを作った残りが2Lほどあるが使う予定もあった。しかしガス欠で動かないということならしょうがない。軽トラから1Lほど抜いて3Lをライダーに渡した。本当にすまなそうにする姿に負けた。ここに来るオートバイ乗りの顔を思い出してしまった。雨のなかガソリンを移して部屋でインスタントコーヒーでも出して一丁前に意見なんかしてしまったがこれは余計だった。志賀方面のスタンドの情報を聞いてみたが誰も分からない。廃業したのではとも聞いた。もちろん僕もわからない。これはいけないことだ。秋山のスタンドは日曜日は休みでとなるとここで志賀に向かうよりも津南に下がって燃料をいれて飯山、中野に出ることをすすめた。再び雨具を着て外に出ると雨は止んで日差しまで出ていた。そのときのライダーのうれしそうな顔をみたら、いいことをしたと感じた。 朝に薪があるというので見にいったがすでになかった。それからトイレを片付け、5時まで草を刈った。
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