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2013/07/13(土)
薪にする木にしたって
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薪集めが出来る。中津川の堰堤工事で伐採されたいろんな樹木が積み上げられているという話は島田福一さんから教えられた情報だった。工事事務所に出かけそれなりの挨拶をして、きょう先輩に手伝ってもらって切ることが出来た。 薪といってもそんなに簡単なことではなくつまらない木をたくさん積んで燃やしても紙を燃やすようなものだという。というのはストーブにくべてオキが出来ないような木は冬の寒さには向かないということなのだが何年ここにいてもなかなか難しいことなのだ。ナラ、カエデは分かるのだがブナとハンの木やナラとサワグルミの違いが立ち木なら分かっても積み上げられた木を見てもなかなか分からない。この辺りの若い者などは僕より分からないだろう。木には「かなっき(金木?)」「あさっき(浅木?)」というように秋山では使い道が分かれている。金木はブナ、ナラ、カエデといったところで浅木はハン、トチ、クルミ、ヤナギで木の硬さが違う。軟らかい木は例えばハンの木ならエンピツにサワクルミなどはまな板、マッチの軸などに用材として切り出されたという。しかしそういった軟らかい樹木は薪にはむかない。燃えないことはないのだが紙を燃やしているようなものだという。 とにかくきょうは軽トラ4台分の薪を切った。ひとりでは出来ないときは無理しても先輩の助けを乞うことが大事だ。なんにもひとりでは出来ない。それが現実だ。
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