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2013/06/24(月)
根太を直す
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ここで暮らし始めてもう18年になる。来た頃は長く人が住んでいないものでずい分荒れていて東京から来たオジサンは毎日ボーっとしてドジャースの野茂ばかり見ていた。ここにいることに意味なんかあるわけではなく帰ろう帰ろうとばかり思っていた。電話の前に椅子なんか出してただ鳴るのを待っていた。それから18年。 ここに来てすこしずつ家の手入れを始めたのは翌年になってからだ。まず物置になっていたこのPC部屋に床を張った。二階の廊下にも床を張った。これは全て僕が見よう見真似でやったことだ。津南の中熊さんから小林大工さんを紹介してもらってから毎年少しづつ家を手入れしている。するとなんとか楽しくなって直したことの効果を体験しようと暮らしはじめた。また今度はと考え続けて今日まで来た。お金も使ったがどこにいても費用は同じだと考えている。 今日は小林大工に来てもらって居間の床を作り変えた。根太が少ない構造を改めたのだ。家は谷に向って傾いている。それを是正できたことは何となくうれしいものだ。相撲をとっても大丈夫だと四股を踏んでみた。 山奥にはなんと太いフキがあるのか。途中で出あった人のリックには一本だけぶら下がっていた。
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