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2013/02/10(日)
天気をすり抜けてよく来た。快挙だ!
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雪は少ないといっても1m余りはある。その国道405をやって来るオートバイなど見たこともない。来るといわれてもはいどうぞとは云えないだろう。除雪は行われているといっても、路面が乾いてるとしてもここは雪の本場なのだから。 平塚から17号、三国トンネルを越えて彼はやって来た。おどろいた。何となく笑ってしまった。車はタイ製のホンダのカブで110ccだという。なかなかやるものだ。彼が言うには「行こうと思ったのだから行ったほうがよい。行かないで後悔するより」と吉永小百合のようなことを言う偉丈夫な男だった。タイヤはカブ用のスパイクタイヤだった。津南あたりの郵便バイクはタイヤにチェーンをつけて雪の上を走るが彼は一本7000円ほどのスパイクタイヤをつけて完璧な防寒服にリュックを背負って荷物用のケースを置いて対向車や後続車を驚かしながらやって来たのだ。ヘルメットを脱いだ人懐っこい表情の偉丈夫といい感じの酒を飲んだ。 今回は天気に恵まれたとも云える。大雪になれば積もった雪に足を取られて走れなくなるのではないかと思うのだがとにかく彼の云うように後悔することなく帰り着くようにと告げた。
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