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最新の絵日記ダイジェスト
2013/08/09 予定の作業をこなす
2013/08/08 最後の焼畑のころ
2013/08/07 他人の力で生きてゆく
2013/08/05 貧すりゃ鈍する
2013/08/04 僕はツールド栄村でいいと思う

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2013/02/28(木) これで落ち着いたようだ
 先日の雪がうそのように昨日今日は暖かい。吹雪で積った雪も出ぶっているところは落ちてこの分では上がらなくてもいいように思える。明日から3月だし今日と同じような天気なら嬉しいのだ。
 今日は天気もいいのでカンジキをつけて山に登ってみた。スキーをやらない僕は雪の斜面は嫌いなのだがハンコウツキを持っていれば大丈夫だ。猟師がもつ冬の杖でなかなかのものだ。春が近くなると雪面が硬くなる、そうなると猟師はノリウツギという木で作った杖で急斜面を下ってくる。今の雪にはハンコウツキは大事な道具になる。
 福一さんも武雄さんも空を見ながらこれでもうひどいことにはならないだろうという。ようやくひといきつけるようだ。

2013/02/27(水) 久しぶりに怖い雪でした
 24日は村の除雪が間に合わず川を渡ったところで行くもならず、帰るもならずで湯に泊めてもらいました。1時間に1メートルは比喩ですが終日降って1メートルも積ったでしょうか。月曜日の朝除雪車が来たのですぐにチェーンをつけて湯沢に出ることが出来ました。405号線は秋山から津南まで雪上を走り真っ白な道に感覚が変になったり、353号線もまた路面は雪の下でした。しかし強い降りでした。あんな時はいやなものです。
 昨日帰って来ると相当に気温が下がったのか部屋はチンと冷え切って台所の排水が凍っていたり。人のいない冬の家は寂しいものです。
 27日になって雪を構うのですがこれが重い雪で水を多く含んで作業が進みません。東京に行くのは楽しいのですが帰って来たときのことを思うと出たくはない。それでも明後日になれば3月で少しは落ち着けるのではと期待しています。

2013/02/24(日) この一週間というものは
 1時間に1メートルという降りがある。今日の雪だ。これは明日まで続くだろうと予報は出ている。どうしようと考えるのだけれどまず情報を集めてみた。南越後観光のバスは屋敷乗り入れ部分は不通だが和山、津南間は通行可。津南から353での湯沢方面のバスは運行。高速バスは降雪のため2時間遅れ。(小千谷、月夜野間)飯山線は除雪のため昼の列車が運休。今回の雪は最大級のもので止む様子がない。このまま明日まで続くようだとここから出ることは出来ないだろう。
 昨日はいい月が出ていた。月夜周りの晩は降らないといわれるがこの頃はそうでもないように思う。
 家の周りの雪を片付けながら屋根を見ると何ともいえないきれいな雪が積もっていた。

2013/02/23(土) 結局 6回目だ。
 昨晩は30cmの雪が積もった。予想外に多かった。食事の前に周りの雪を池に投げ込んでから一日が始まった。降ったばかりの雪なら水ですぐ消えるからだけれど屋根の上にはチョッと厄介な雪が乗っていた。下ろすつもりはなかったのだ。このくらいの雪なら日が出ればすぐに消えるはずだし、この寒気が過ぎればきっと春めくと感じていたから。
 ノルデック選手権を見ていたのだが時々日が差す。ガラスが赤く光る。画面では若いご婦人が汗をかいて懸命に努力している。僕はグズグズと部屋に居る。これでいいのか…とチョッと思った。
 僕は屋根の上でいつものように雪を下ろしていた。先ほども云ったようにそんなに真剣にやることはないのだけれどそこそこに作業を終えた。どうも貧乏性だと思って屋根を下りた。

2013/02/22(金) やることをやったら温泉だ
 予報どおりに今日は日が差して嬉しかった。お日様がなんといってもご馳走である。寒いけれど。
 今日は晴れなので掃除をしてから上水タンクと消毒用の機械小屋の除雪をしたが三角小屋の屋根が風でめくれ上がっているのを見つけ修理をした。こんなことは初めてで先日の風の強さに驚いた。タミコの墓の雪も落としてやった。見ると索道小屋の雪の片付けもやらなくてはならないようで川を渡った。小屋の周囲の雪をどけて温泉に上がる。露天風呂に浸かって山を見ていた。誰もいない風呂にいるとなーんにも考えないでただボーっとしていられる。前回のように吹雪じゃ参るが今日はいい風呂で呑気にしていた。月曜日の朝にここを抜け出るのだけれどそのときに天気が気にかかる。

2013/02/21(木) 雪が懐かしいドラマを教えた
 降る雪が春の水雪から戻ってしまってボタン雪に変った。それが50cmは積っただろうか。このところ降り続いて例年に近い積雪になったようだ。この時期になると毎年、気温も上がって時に半袖でベッドを出して空を見上げている日もあるのだが今年はそうではないようだ。このところの外の景色を見ていると春は遠くなるように思う。
 昼に外に出て日曜日に下ろした雪を片付けた。あんまり腹がすいたので家に入って有り合わせで遅い昼を取った。テレビをつけると「天下御免」という1971年のNHKドラマが目にはいって来た。山口崇の平賀源内と林隆三、中野良子に出あった。若い頃見た忘れられない番組であの頃の無為徒食の自分がそこにいるようだった。降る雪の幻想のような1時間だった。

2013/02/20(水) 寒うて寒うて、どもならん
 朝は−8度、昼になって−5度。それまでは良かったのだが2時を過ぎた頃から急に風が強まり、巻き上がり視界が消え雪が顔に刺さるように感じる。温泉の露天風呂を借りていたのだけれど南の風が雪を舞い上げるたびにアゴまで温泉に浸かり吹き来る風を避けた。加えて外気が寒いので容易に風呂から出られない。結局30分ばかり温泉の友にさせてもらって帰って来た。
 明日になれば索道はワイヤーに積った雪が凍ってしまうだろうしメインロープもギュッギュウと力を入れると泣くし、カゴについたロープも着雪で滑車に雪が詰まるし。しばらくは、この寒気が過ぎるまでは昼までどこにも出られない日が続くようだ。 
 25日には湯沢に出てバスに乗らなければいけないのだが大丈夫だろうか。

2013/02/19(火) そういう時季になった
 斜面の雪が雪崩れてくるようになるともうすぐ春です。もうそういう時季になったんだよ。地元の友人は言います。
 ぽくぽく舞い、舞い降りてくる雪を見ていると春はまだ先のことのようにも思うが広葉樹の枝を飾るように積っている景色を見ると真冬とは違った趣がある。今年は春は早いと感じる。ただ寒いのは寒い、寒すぎるけれどもそれももう少しなのだろう。思えば切明の小さいイヌが何年か前に死んでしまったのだけれどあの時と比べれば確かにそうだ。
 コトコトコットン コトコトコットンいつの日か 楽しい春がやって来ると口ずさんでみた。

2013/02/18(月) 十王堂の湯
 飯山の用事を済ませようと8時過ぎにここを出た。十日町に長いこと養生に出ていた福一さんが帰ったと聞いたので顔を出してから405号を津南に向かった。先日雪崩が頻発したという道だ。除雪は降る雪のなか行われていたけれど山の斜面はどこも雪を抱いて線のような雪崩はズーッと続いていた。
 用事を済まして野沢温泉によって湯に浸かってきた。野沢には沢山の風呂があるが十王堂の湯が好きでそこによることにしている。何となく古びて愛想がなくて洗濯場なんかもあって観光客の多い野沢温泉にしては生活感のある風呂で僕は好きだ。ただ今日はちょっと熱かった。頑張って使っていると地元の年下のおじさんが浴槽で腕立て伏せをした。それでなくても熱い湯が揺すぶられてやってくるとヒリヒリするようで飛び出してしまった。観光客の父子が裸になって熱くては入れなくて往生していると年下のおじさんはしょうがないから水でうめなさいと指導していた。野沢の温泉はとてもいいのだがこういったおじさんたちのご指導ご鞭撻がチョといやみなのだ。今日の野沢には大勢のスキーヤーが歩いていた。紅毛碧眼の女性も風情だった。野沢は面白いところだ。チョッと観光客ズレしている所が玉にキズだが。
 秋山街道は水雪が激しく途中きりもみしながらそろりと帰った。

2013/02/17(日) 5回目になる
 明日からズーッと雪の予報が出ている。今日は昼までは晴れだというので5回目の雪下ろしだ。降った割りには風が強かったせいで比較的楽に作業を終えた。このところ少し慣れたのか雪の少ない内に下ろすせいか順調に動ける。今日はコウツキ(木のスコップ)に長い柄をつけた道具で比較的きれいに下ろすことが出来たがちょっとした拍子に落としてしまった。スノーダンプやスコップ、この柄のついたコウツキは雪下ろしの大事な道具でこれを落としたのは初めてだ。自分が落ちるときにはこういった道具は放さないと危ないのだが道具の動きにつられてバランスをくずすときも何となくヤバイと脅える。でも何といっても無事に下りてこられたときは嬉しいものだ。ネコのタミコや親兄弟に線香を立てて感謝するしかない。
 下ろした雪を半分片付けて一日が終った。

2月絵日記の続き


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