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最新の絵日記ダイジェスト
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2013/08/08 最後の焼畑のころ
2013/08/07 他人の力で生きてゆく
2013/08/05 貧すりゃ鈍する
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2013/01/31(木) アイデアは消えてしまった
全国的に晴天らしく良い感じです。気温は低く−9度。
 今朝のことだけれど起きがけに何となく頭のなかに良いアイデア浮んでいた。久しぶりのストライクのように感じて何回も確認をして忘れてはいけないと言い聞かせた。いい感じだった。
 すぐに起きたつもりだったがそのとき僕の頭のなかには肝心の話の進め方や設定、順序が抜け落ちて、男から始まって女で終るのだがその二人が真っ白な脳みその中に浮んでいるだけだった。この頃の暮らし方のような経験だった。起きて雪を片付けて食べて寝る。良い経験をしているのだけれどそれが身に付かないようなもどかしさで頭のなかに浮んだアイデアを探したけれどもどこにも、かけらも落ちてはいなかった。
 酒も飽きたし今日は何して遊ぼうかな。

2013/01/30(水) 作業唄は
 気温−4度。北西の風弱し。細かな雪終日。積雪5cm。
 ♪ここで一緒に死ねたらいいと〜♪
 ♪鍋のこげ飯たもとで隠しぬけてきたの〜か親の〜目を♪
雪を片付けるとき僕はよく口ずさんでいるのだがそれが演歌でないと作業が進まない。それも女性の唄ではなく、嫌いだが男性の歌う局が良い。あんまりリズム感あるものよりもだんだん肩が落ちてゆくような曲のほうが除雪にはあっていると感じている。これが神田川や岬めぐり、なごり雪では途中で止めて家に引き返してしまいそうになる。また労働歌でもいけない。ひとり作業だから。♪泣けた泣けた〜こらえきれずに泣けたっけ♪これも合う。 冬の雪片付けは生産性もないししょうがなくやるものなのだからこんな暗い演歌が合うのだろう僕の場合。とにかく男も女もジジイもババアもチャンチャンと外に出て雪をかく。

2013/01/29(火) 4回目だ雪下ろし
 昼までいい降りだったから今日は屋根に上がらないと積りでいたが昼少し前に日が差してきた。TVでは明日も雪だというのでしょうがないだろう!
 結局4時間もかかってしまった。決断はなかなか難しい。本来雪降りの時は上がらないが今日は気負ったのか上がってしまった。そんなに焦ることはないのだが嫌なことは早く済ませたいといったことなのだ。
 これで4回目となった。雪下ろしは例年通りの回数は刻みそうだ。今日はカンジキをつけて屋根に上がったけれどもなれてないのでカンジキを脱いでの作業になった。雪がドドンドドンと落ちる音を聞きながらまだここまでかと気持が疲れた。はたして何時までこんな馬鹿げたことをやっていくのだろうかとも思うのだが、ジャ〜どこに行けばいいのだろうかが見えないのだ。なア〜にたいしたことではないのだけれど。

2013/01/28(月) 予測は出来ないのだから
 ひとっきりレースのような雪が降ったが昼にはぴたり止んで不思議なことがあるものだと空を見上げていた。今の時期は月明かりが夜の雪面に樹木の陰を引いている。この頃は月夜廻りといって大雪は降らないと昔から言われている。昨日も月は出ていた。しかし朝の大粒の雪は何だったのだろうかとよく分からない。誰だって天候の結果は正確には予測は出来ない。経験とか知識を総動員して最善を尽くすが誤った判断に振り回されることもある。だからというのではないが何も考えないことがより良い選択だってある。そこが凡夫の浅ましさで何時も分かっていようと理解しようとする。予測は出来ないということを理解して多様な選択を準備しておくしかない。
 去年の月末の大雪だって咽喉元過ぎれば忘れてしまう。去年の最終週には2回も屋根に上がっていたのだ。明日は気合を入れてお線香をたてて無事をみんなにお願いしよう。ところで誕生日なのだが64才を祝う気持はない。

2013/01/27(日) 秋山はまだ良い方らしい
 昼になると雪は止んで東の空には青空が出てきた。
今日の仕事も積雪の多い分時間がかかった。そんなにきれいに片付けなくてもいいのだが何となくはじめると家の周りを一周しないと気が済まない。そのくせ屋根を見上げて落ちたなら雪があったほうがクッションになるのだがな、などと思っている。この分だと明日、明後日辺りには屋根に上ったほうが云いようだ。屋根の上には80cmほどのものだが日が経てば少しは沈む。そこを下ろせば4時間はかからないだろう。
 十日町はひどい降りだと病院から連絡が入った。
 居間の天井裏にどうも2匹のテンが入り込んでいてガタガタギリギリ天井裏を這い回る。しばらくすると静かになってストーブで温まった天井裏で転寝を始めるようだ。ときどき頭の上でゴトンと寝ぼけた音を立てている。同じ寒い時期の住人なのだから居候は構わないが騒いでもらっては困る。音というのは意外とビクッとさせられるのだから。それと何といっても下に降りて来てもらってはこまる。ケモノにはあまり馴染みがないのだ。

2013/01/26(土) 冬の日常
 予報に付き合うようにこちらでも昨日から降り続いています。気温はチョッと下がって−7℃である。積雪は昨日と合算して30cmほどだろうか。
 昨日はこの雪を予想してカレーなんかを作っていたから雪片付けが長引いてもいいのだが少し肩透かし気味だった。ただまだ止む気配はないが。
 ところでこのところひとりで大した作業もしていないとだらしがなくなって困る。タバコは増えるし酒を抜くこともなくなる。酒もタバコも好きだからしょうがないが癖で吸ったり飲んだりしているのも情けない。そこでタバコは5本と決めた。止めて長生きしても悲惨な余生しかないからやめない。どうでもいいのだが決めたことはやらないと面白くない。酒はまだ決められない。

2013/01/25(金) これでいいのか飯山線
 朝方から雪になったようで気温は−3度。そんなに寒いとは感じなかった。片付けを終えた頃に計ると18cmほどの新雪になっている。夕方には東の空に薄く青空が望めたがすぐにまた舞い始めた。
 ところでこの時期になると有線放送で飯山線の運休の連絡がよく流れる。昼の時間帯に除雪のため戸狩野沢から十日町間上り下り各一本の列車が運休する。代替輸送はない、ご理解をと淡々と話す。他人に聞いて見るとチョッと雪が降ると必ず飯山線は止まるという。昼の時間帯の列車は客が少ないから営業上の理由もあるのだろうと。
 思うに代替輸送を行なわないで列車を止めるJRは経営の如何の係わらず地方の動脈たる鉄道の意味を捨てていると。そんな飯山線ならないほうが良いと考える。JRを使って旅する人に何と言い訳をするのだ。地域の住人との約束でダイヤを組んだ以上JRにはそれを履行する道義がある。大変なのだ。それは分かる。それでも10年前は始発の前にラッセル車が除雪を行なっていた。それが何故出来ないのか。大雪の中を走る列車とそれを守る保線員を感じながら旅してもらえる飯山線の真骨頂ではないか。代替輸送が出来なければ飯山線は無くなってもいいと僕は極論を吐く。

2013/01/24(木) 何という雲だろう
 気温も2度まで上がって日差しは強く抜けるような青空だった。この上をジェット機が8000Mほどの高さで東京に向って飛んで行くのがよく見えた。どうにかその写真をと思って見たがけっきょく点でしか写らなかった。晴れた日には意外と大きく感じられ、日航の赤い尾翼やエアアジアの赤い機体もよく見えるのだ。カメラなんかではなく、椅子を持ち出して双眼鏡で眺めるのがいいのかも知れない。
 裏に残った雪を構っている内に雲が流れてきて、それがなかなかいいのだ。ウロコのような網の目のような雲が北から東に移っていった。雲はいいなとしばらく眺めていた。
 ところで縁の下に入り込んだテンはネコのエサを少しづつ運んでいるようだ。援助は忘れない。

2013/01/23(水) 切明野天風呂ガラ〜ン
 晴れこそしなかったけれど気温は上がったと感じた。午後の4時だけれど寒暖計は1度を差していた。風もなく暖気のない部屋に入っても寒いとは感じない。1度というのは暖かいものだ。
 久しぶりに切明温泉に向った。今年はここでの積雪は1.6mほどで河原へは雪の上に道が続いていた。よく見ると野天風呂からは湯気が昇っている。折角だからひとっ風呂とは思わない。以前TV局が真冬にやって来て地元の武雄さんと福一さんが頼み込まれて入ったことがあった。画面にはモデルの女性ばかり映って彼らは何秒も映らなかった。地元の人たちは好んで河原の野天風呂になんか入らない。都会の人は野趣を感じるのだろうが地元では周り全部が野趣だから。そうは云っても橋の上から昇る湯気を眺めているとウッつと気持が動く。温度良し、深さ良し、広さ良し、天気良し。そしてたったひとりなら入ってもいいがなかなか条件が揃わない。それでもいつかひとりでゆっくり野天風呂を味わうのもよいかと眺めていた。まだ地元民になりきれないのだろうか。

2013/01/22(火) 重い雨雪に疲れる
 気温が上がって雨が降っていた。そのうちに雪に変ったが重いいやな雪となった。カッパを着るのだがすぐに汗をかいてそれが濡れてくる。ズボンもシャツも汗で濡れて休むと冷たいのでそのまま昼まで仕事を続けた。替えの下着を持っていくだけではダメで作業着の替えも必要だ。それでも弁当の後は持ち込んだ寝袋にくるまって寝ていたのだが。
 仕事を終えて温泉にゆっくり浸かっていた。雪なんだか雨なんだかいつまでも降り続いている。気温は0度で暖かく玄関のなかの雪は消えた。
 昨日動物にと置いた大根や蕪を彼らは食べていない。木の皮よりはいいのではと思うのだがカモシカやイタチはそう考えないようだ。今日は縁の下のテンにネコのえさを置いてみる。これは間違いなくご馳走だろう。

1月絵日記の続き


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