来るなら来てみろ もっきりや
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最新の絵日記ダイジェスト
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2013/08/08 最後の焼畑のころ
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2012/07/31(火) 大地の芸術祭
 刈るところが少なくなったので頭でも刈ろうと十日町まで山を下りた。頭はさして刈るところもないのだがそれでも夏の日差しを上手に受け止めている。大したものだ。
 津南町や十日町は冬は大雪、夏は大暑でいいときは少ないけれど2000年に始まった3年に1回の「大地の芸術祭」を支えている。今回は5回目で世界から作家が来て今回は360作品が十日町津南の里山や町で展示されている。何ということのない作品が風景のなかにとけ込んでいた。頭にタオルをのせて女の子がひとり見学していた。友人に言わせると「あったらもの…」なのだがだんだんと成長して作品もよくなってきたように僕は思っている。オリンピックのようなもので回を重ねると周りのひともそこから何かを得るようになる。誰に何といわれても持続することの大切を見るように思う。4年でなく3年に1回がいい。津南や十日町は妻有庄という荘園があったところで南北朝の頃は南朝方だったと教わった。大雪、猛暑の中で働く小さな集落の人たちが支える芸術祭はこれからが面白くなる。

2012/07/24(火) 気が抜けた
 何となく気が抜けて掃除を終えた。もっきりやもきれいになったようだ。
 昨日はここから鳥甲へ向う登山路の草刈を森林組合が行なってくれていた。切明から岩菅方面はまだだったが野反湖、苗場方面はきれいになったようだ。
 久しぶりに温泉で汗を流した。疲れたから昨日作ったカレーでも食べて一杯やろう。そう云えば朝昼晩と食事はカレーとなった。

2012/07/23(月) タヌキ汁
 ところでタヌキのことなんですが、今日も奴っこさんがやってきました。仕事の準備をしているとそこにノコノコと親がひとつ歩いてきました。「オイオイ、何さがしているの」と話しかけるとピョンと立ち止まってこちらを見上げます。ゆっくりやさしく話しかけると驚くこともないようです。2mほどの距離を保ちながら大きく回りこんで巣のなかえ消えていきました。体は差ほど大きくはなく俊敏さもありません。まっタヌキという奴はこんなものらしいのですがときどき車に轢かれています。夜なんかだと車のライトの中を必死で走るのです。こんな時は面白がらずに車を止めてライトを消すと薮のなかえと消えてゆきます。何となく愛嬌のある動物です。子供を育てている今は体の具合を気にしていられないのでしょう。残飯を置いてサポートしてやります。
 因みにタヌキ汁は臭くて食べられないといいます。いや食べられるよという人の話ではタヌキの血が問題で肉を血に触れさせないようにして土に埋めて臭みを抜けばいいと話したのを聞きました。豚の三枚肉のほうがずっと上手いし簡単です。僕はキツネよりかタヌキうどんが好きですが。

2012/07/20(金) たぬきの挨拶
 雨になってすっかりぬれてちょっと肌寒い。
 タヌキの一家が僕を見つめていました。4匹ほどの子タヌキを守るように親タヌキが上目使いで見ています。もう1匹顔のかたちからオスとみえるタヌキが近くでこれも上目使い。降りだした雨のなか巣の近くの草を刈っていると小動物の道らしいものがいく筋もあったのですがそれがこの家族の遊び場だったようで近くで草なんかを刈られては困るといったことだったのでしょう。巣に向う草のトンネルのまえで「ワシらはここにいるから」と挨拶に出てきたようです。子供が車に跳ねられないように巣の周辺をそのままにして上手に付き合ってやろうと思っています。

2012/07/17(火) 梅雨が明けていました
 帰ってみたら甲信越も梅雨が明けていました。そのせいか今日は暑かった。
 志賀方面で仕事をしていたら奥志賀のホテルのお客さんがカメラを持って下りてきました。蚊がぶんぶん飛んでいやだとお話になりましたが、今年はムシが少ないと僕は感じています。セシュームのせいだという方もいますがどうすることも出来ません。気候もずい分と変です。

2012/07/15(日) 羽化を期待する
 蝶を越冬させるのだが今年の失敗を教訓にして土のなかでの蛹の羽化を待つことにした。羽根が伸びきらないことは水分の不足だと考えたのだ。数も今年は23頭に絞ってあとは天に任せるしかない。ただ気になるのは食草の草が元気が無く病気になっているのかもしれないことだ。色々と忙しい。

2012/07/14(土) よく体が続くと自分でも思うのだ
 お客さんが来る前に右岸の草刈を終えたかったけれど疲れてしまって止めた。蒸し暑くて汗まみれになるだけだからよせばよかった。
 昨日の雨は昼前には止んでくれたけれどMろーどの一ヶ所に大きな石が落ちた跡があった。道は無事だったけれど最近の降り方を見ているとこのままではすまなそうな予感もする。どうか安泰でとタミコの墓までの道も刈ってお願いするのだ。

2012/07/13(金) 復活の仕方
 このところ毎日テレビドラマ「ER」を見直している。今回は吹き替えではない。こうして見ているとなかなか面白い。山道でシカゴカウンテイー病院の医師や看護師の活躍で助かる人や届かない人のドラマを自分のことのように思って歩いている。もちろん患者の一人になって。人は生まれたら次は死ぬことしかないのだけれど形而上的に考えるのでなく現実的に人間の死ぬことを思い知らされる。毎日疲れて帰って来てこんなドラマを見ているということは僕は毎日死んでいるのかもしれない。もちろん朝には復活するのだが。

2012/07/11(水) スミレが咲いていました
 5月の末にサクラを確認して驚いたのですが今日はスミレが山の中で静かに咲いているのです。ほとんどひと月遅れで驚きました。こんな年もあるのだと思うのですがあんまり喜んではいられないと感じたのも本当です。気候が狂っているようで昆虫や小動物の姿も例年とは違うようです。
 毎日山を歩くのは疲れるようになりました。それでも今日は風があってすこしは安心でした。

2012/07/10(火) 山が揺れた
 弁当をつかって昼寝をしていた。梅雨だというのに今日もいい天気だった。目が覚めて時計を見ると45分。もう少しいいかと腕を組みなおして目をつぶった。ドッドッツと山が揺れだした。時計は12時50分だった。「強いぞ」と飛び起きた。山が小刻みに揺れてゴーッと山鳴りが聞こえた。初めて山で地震を体感した瞬間だった。揺れは直ぐに収まったがしばらく山鳴りと揺れが続いた。地面が揺れているのがよく分かった。仲間がいるのだけれどいい気分ではなかった。帰り道の崩落も思ったけれどその時はそれだと気持を切替えて午後の仕事に向った。帰ったらジャムパンでも食べようとそればかり考えていた。
 帰って来ると木島平村が震源で震度5弱という。それにしても山で地震なんかには遭わないほうがいい。帰り道は何事もなかったかのように傾いた夕日が光っていた。

7月絵日記の続き


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