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2012/05/09(水)
カメムシに負けたんだよ
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君が帰った晩だったんだが少し早く寝についてうとうとしていたのだがその部屋でカメムシがブンブン飛び出してポトンと落ちる音がしたとおもいなさい。あんまりカメムシが飛ばないのだが嫌な予感でさがして見るとサッシの隙間にたくさんの虫を見つけたんだ。これには参った。サッシを構うと雨のようにカメムシが落ちて来る。雨のようなんだよ。一時間かけて取りあえず始末したんだが時計は12時近くを指していたよ。 朝になって再びサッシを見るとさ昨日と何ら変らない数のカメムシがへばりついているじゃないか。そこで掃除機をひとつ諦めてバケツ2杯分のカメムシを昼までかけて取った始末さ。 カメムシは非常に感覚が鋭くて顔を向けるとサッと隠れる。おまけに強い臭いの体液を側面から二方向に吐き出す。これが目に入ったらいたいの何のって。直ぐに目を洗わなくてはならない。口に入ると痛いような辛さがしばらく続くのだ。この家は古い家で木端葺きの屋根にトタンをかけた屋根なのでキツツキが開けた穴から冬に入り込みこの時期に外に出ようとするんだよ。目を凝らしてみるとその穴から湧いて出るように行列を作って出てきやがる。バケツに灯油を入れておいて掃除機で取ったカメムシをぶち込んでやる。吸い取らなくなるとまたそれを灯油桶に入れ3回だよ。俺も参った。こんなことをしにここにいるのかと思うと人生無駄だな〜と感じちゃったよ。それでも今日のカメムシ大虐殺のせいか奴らパニクッて必死に外に出ようとしている。少し窓を開けて逃げ口を作って明日また観察をしてみよう。去年から今年に掛けてカメムシは大発生したということなのだ。普段なら人に見つからないように暮らしているはずなのだが多すぎるとこうなるのだろうか。陛下が薬メーカーを呼んで「臭いますね」と言ってくれれば強力な殺虫剤が出来るのだが。人間がいなくなってもカメムシは地球がある限り生存しているはずだ。帰ってよかったよ。
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