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2012/03/25(日)
地区集落総会
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集落は長い年月をそこに住むたくさんの住人達によって守られてきた。地区の区長や公民館長それぞれの会計や数ある役職を連綿とつないで今日まで来たわけである。その総会がこの時期に日本全国の集落で行なわれている訳である。 ここに来た当初はそれらがなんなのか理解できなかったし、面倒なことはなるべくと何時も距離を置いて暮らして来た。もっとも新参者の限界はあるわけで何々の長という役はお受けできないというものである。そんな僕でも公民館の手伝いなどは何年もやったことを覚えている。ここに15年も暮らしているのだが僕は集落からかなりはなれた一軒家でなかなか地区の人のお役に立つことは出来ないし、ひとりでいるせいか総会などに出ていても人事には何時も頭を竦めてしまうのだ。他所から来た者としてはそこに暮らす住人の名前すら分からないのでは役をこなせないと思うしその反面何時もみんなの足をひっぱていてもいけないのかというジレンマもあるのだ。どこに居てもちゃんと暮らすということは大変なものだとこの時期は何時も考えさせられる。
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