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2012/02/16(木)
無為自然
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昨日の晩は昔の人々の顔を思い出して寝付けなかった。好きだった人、嫌いだった人、ほとんど忘れていた人が彼の来訪のなかで一斉に浮かび上がってきた。その人たちとのひとつひとつの思い出を想うと気持は乱れるものだ。もう戻らない過去のなかで僕が失ってきた人生の一片を「もし」という括弧で括ってみたらその全てのことの正否を判断できるように感じた。そんな年齢になっているのだと肯定的に思って見た。 ひとりで今日も飲んでいた。相手をしてくれていたらきっと酔いつぶれていたことだろう。
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