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2012/12/08(土) まるでマンガだ
 お腹がすいて寝付けないのだがこのまま腹八分を維持してみようと考えている。何でも慣れだから。
 川を渡って湯を借りて帰って水場の水をにらんでいた。真冬になって水が減ると困るので増やしていた方がいいだろうと水の調整をした。大工さんからもらった木屑を小屋から運び込んで焚き付けのスギの葉を集めて昼のうどんを作っていた。ドンと音がして屋根から雪でも滑り落ちたと思っていたのだが後ろを見ると真ん丸い毛もくじゃらの何かが目に飛び込んで来た。ドキッとした瞬間Wアアと声が出ていた。サルである。と認識したのは毛もくじゃらの生きものが台所から階段を上がって消えた後だった。2本のニンジンが階段に放り投げてあった。まさかと驚いていたのと、はぐれのサルにいいようにされては面子が立たないと感じたとき手には箒を握っていた。2階の窓を開けて大声で威嚇しながら玄関に廻ってみると戸が30cmほど開けられている。この辺りには玄関の引き戸を開けるサルがいる。家に女の人しか居ないと見極めをつけると入ってきていたずらをするという。しかしそれは他人のことでここでは初めてで驚いてしまった。話せば笑い話だがその時は真剣だった。
 午後になってスノーダンプに蝋を塗っていたときだが玄関でまた引き戸を構う音がした。こん棒を持って外におっとり刀で出てみると大きなサルが山に消えてゆく姿を見た。どうもニンジンに未練があるようだった。こうなると玄関には心張り棒をかけておかなければいけなくなった。毎年毎年変ったことが起きるが原因さえ分かればそれでいいと感じた。でも自分ながらデカイ声で叫んだのだろうまだ咽喉が痛い。冬のサルは哀しげで残飯を外に出して置いたのだがどうしようか?


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