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最新の絵日記ダイジェスト
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2012/11/17(土) ドライブになったけれど
 予定では今日はごみを捨てて、プロパン代金を払って、郵便を投函、ガソリンを入れて飯山まで出る。索道の和山口駅の雪囲いシートを購入して雪用の手袋。調子の悪い炊飯器の予備を探して豆炭やら冬用のビールの追加、灯油の追加。終ったら野沢温泉十王堂の湯によって帰って来るはずです。
 ビデオテープを全部捨てました。いいものも、つまらないものはなかったけれど全部捨てました。福一先生宅のゴミを積んで和山を通り過ぎるとついでに荷物を頼むというおじいさんごと連れだってのドライブになってしまいました。たまには何処かを走るのも楽しみなのだろうとおじいさんと6時間ほど走りました。途中から雨で買い物も濡れるわけだし軽トラックの場合は助手席に荷物を放り込んでいなければいけないのですがおじいさんがいるので予定は残して帰りました。
 ここでもいい雨が降っていて雪に変らないでくれるといいのですが。そんな訳です。

2012/11/16(金) 寒くなる前には人間もクマも大変だ
 渋沢へ仕事。昨日の雪は今日も降ったようで10cmほどの積雪で落ち葉を隠して歩き難い。途中行き違った作業員は大きなクマに遭遇したと話していた。鈴も鳴らしていたのだがカーブの向こうとこっちで鉢合わせの格好だったようだ。人も驚いただろうがクマだって同じようにビックリしたはずだ。事故もなく良かったがこの時期クマは食べることに必死であとひと月ほどは山を歩き回って食べ物を探す。今年は成り物が少なくクマにとってはひどい年だった。ナラの木は枯れてドングリも少なく、ブナの実も少なかった。クマは大変だろう。
 仕事が長引いて駆けるように帰って来た。どうにか日の暮れる前につり橋を渡ったが時計を見ると2時間を切っていた。今週も頑張ったのだ。でも群馬側の雪はこちらより少ないように感じた。

2012/11/15(木) 雪は積った
 朝には6cmほどの積雪で覚悟を決めた。この雪は心配することはないけれども気が付けば銀世界ということは驚くに値しなくなった。でももう少し先に延ばせればいいのだけれどと何時も念じている。
 仕事の依頼で1000mほどのところに居たけれどもグズグズと終日雪が舞っていた。終えて山道を下るのだが何回となく滑って転んだ。土曜日に雪用の長靴を新調しなければ後6日の仕事が危ぶまれる。準備あっての稼ぎ仕事だ。
 群馬の藤原で16cm、渋峠は通行止めと聞いた。だんだん二進も三進も行かなくなるようだ。
 

2012/11/14(水) 初降雪
 時折雨が雪になった。3時頃にはレースのカーテンのような降りになった。いよいよ雪の頃になったようだ。それでもこの雪はひとしきり降るとさっと止んだ。今年は12月の下旬まで待っていてもらいたいと祈りたい気分だ。
 今日はプロパンガス20kを4本設置してもらった。80kあれば5月までは安心できる。バックフォーを津南に下ろして側溝の落ち葉を片付けて玄関前の雪消しパイプをもう1本増設して索道の入り口に雪避けネットを付けて手すりを片付ける。プラの波板を買って大雪に備えスノーダンプに蝋を塗ればこれでいいのかな。17日にはゴミを捨てに行こう。

2012/11/13(火) ヘリを見下ろした
 切明の上で仕事をしていると荷下げのヘリがやってきた。今日はそのヘリを見下ろすように何回も飛行するヘリを見ていた。今年は苗場山への荷揚げから始まって何度となく飛来するヘリを見た。見ているだけでワクワクするようだ。だからと言って仕事は気が抜けない。
 今日も暖かく山を登るとうっすらと汗をかいた。来月の10日ごろまでは根雪の心配はないと思っている。
 昨日だが飲用の水の量が多くタンク内を水がかき回したようでゴミが出てきた。今朝はタンクのドレインを抜いてみたが今度の休みに水を切ってタンクを空にして原因を調べようと考えている。冬の橋を作らなくなって気分は楽だ。冬用の橋は大きな問題だったのだ。

2012/11/12(月) 1号トンネルの突起対策
 暖かいので渋沢の1号トンネル内の突起物での事故を防ぐべくぷらぷら山へ登った。このトンネルは渋沢から切明に向うトンネルで補強のため鉄骨で作られた鋼材がむき出しになっている。9月にここを利用したお客さんは出口も見えるし手すりも付いているので電燈を出さずに歩いたところ鋼材の突起物に頭をぶつけて怪我をした。その後やらなければと思っていたのだが今日まで延びてしまった。これはお客さんとの約束である。
 ところで今日はワイシャツ一枚で歩けたのだが晴れたり曇ったり不意に振り出したり止んだりで忙しい天気だった。この時期になると木の葉がすっかり落ちて景色が一変してしまう。見えなかった沢の奥に滝があったり魚の川の本流のゴルジュが見えたり。この時期はここを歩くのには一番いいのかもしれないと思いながら急いで帰って来た。4時になれば暗くなって気持が急くようだ。

2012/11/11(日) 雪消し準備
 風が強く雨も吹き上げるように続いている。
 索道で湯に向ったお客が帰って来て昼前にひとりになると洗濯を始める。玄関前に雪消しの水を去年のように廻してこれでまず一安心だ。先達て工事した補助水道のパイプを雪で流されないように杭を打って補強して看板の撤去に向う。もっきりやの看板を取り外すとさっぱりして何となく寂しいものだ。また来年までと思うのだがどうなることか。終えて帰る頃激しく降りだした雨に嫌気を感じて切明温泉に浸かってきた。ちょっとぬるいのかもしれないがゆっくり出来た。
 さて後は重機を下げることとプロパンの設置もうひとつのパイプで雪消し面積を広げる準備だけとなった。後はゴミ捨てだろうか。そしてもうひとつ灯油を買うか。

2012/11/10(土) 真冬の予行演習
 朝から屋根を叩く雨音に家を出ることなくストーブの前に座り込んでいた。今年最後になりそうなお客さんが来るので掃除と洗濯だけは終えてサラリーマンNEOを見ていた。ありゃ面白い。漫才のような軽いものと違って昔の大人のマンガのように笑えるのだ。また真冬には引っ張り出して笑ってみようと思っている。
 お客と飲んでこちでも笑って夜を過ごした。美味いウイスキーもご馳走になった。久しぶりに人が来るとオッチョコチョイの性格が出て度を過ごすのは悪い癖だ。親父がよく言っていたっけ「おまえはおっちょこちょいだから」と。

2012/11/09(金) もう少し頑張ると
 終日雨のなか仕事をしとおした。
 ようやく一週間の仕事を終えてほっとしている。寒いのは寒いのだが雨の多い週だったということはふるえるほどではない。つまり暖かいということだ。もう少し頑張ればようやく呑気な12月になって軽いポリープの摘出を終ればゆっくり山の中で養生できると思っている。前の和山温泉に入って湯治となる。雪が積もってしまえば全て諦めて呑気なものだ。
 ところで昨日のサルのことだがもうひとりの仲間に聞くとサルは内臓を引きずっていたというが血は流していなかったと。そんなことを湯の主人に話すとそれは多分出産直後に車が通り過ぎたので親は逃げて生まれたばかりの子供が臍の尾を引きずっていたのだろう。でももう冬だというのに子供かいというとサルもこのところ人間と似てきてのべつ子が生まれるのではと云うのだ。ほんとのところは分からないがそうなら昨日の道端にいた子ザルがそのサルだったのかもと思うようにした。

2012/11/08(木) サルの通夜
 寒く感じられた日だった。帰って来るとすっかり暗くなって心細いものだ。
 昨日車で現場に向かう時だが倒木があってそこに赤ん坊のサルが傷ついてうごめいていた。どうも倒木に潰されたようだ。車を止めて見ると腸が飛び出していて助かる見込みはなさそうだった。直ぐサルは道を横切って薮に飛び込んだが今日の朝その近くにサルの集団が道端に佇んでいる。昨日のことがあってその集団が何となく侘しそうにしていると感じた。まるで通夜だ。これから来る寒い雪のなか赤ん坊サルを連れたその家族がどうにか生き残れるようにと祈るしかない。生き物にとって厳しい季節を諄々と過ごす姿には心を揺すぶられるように響く歳になってみるといかにも生きることは残酷なことだと分かるようになる。畑を荒らすサルもタヌキもクマもキツネもカモシカも本当に耐えて生きている。

11月絵日記の続き


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