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2012/11/01(木) 落ち着いた11月であってほしい
 仕事に出た。体中落ち葉だらけになった。それでもいい天気でよかった。
 この時期になると家の中には小さいネズミが跳梁する。平気で足元を横切ったりリンゴをかじったりしている。そのリンゴは僕が皮をむいて食べることになる。天井裏ではネズミの走る音とそれを襲うテンのような少し大きな足音もしている。どこも戦場のようだ。生きるということなのだろう。
 仕事の帰りMロードでキツネを見た。先日のそれだと思うなだが車を止めて「もう直ぐ雪だぞ、冬の準備は出来たか」声を掛けてやった。なんの返事もよこさなかったが奴さんも僕を視認したはずである。雪になったら何か食べ物でも用意しておいてやろうかと。そうだ、僕のネズミ落としにかかった奴を食べさせてやろう。それが良い。


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