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2012/01/30(月) 雪底に在り
 昨夜は時より吹雪いていたようだ。雪は昼過ぎまでゴンゴンと降っていたが不意に止んでうっすらと空が浮んでいた。
 結局今日は仕事にも対岸にも渡ることが出来ず、立派に孤立しておりました。雪が固まらず泳ぐようにしないと進めず、腹まである雪の中を歩く気力がないのだ。この降りが週末まで続くと言われてしまうとお手上げなのだ。こうなるとこの辺りの人も気弱になってくる。そりゃそうだ。先の見通しというのは春になると雪は消えるということで分かっているのだがそれまでの一日一日が待てないと言うことなのだろう。福島の被爆者の苦労に比べくもないが人間というものはその程度のもので何時も自分のことだけなのだろう。
 といっても直ぐに逃げるわけにも行かずあきらめて家の前の雪を何時間も掛けて片付ける。片付ける雪は1mほどあって大変だがやり終えると冬将軍の攻撃に耐えたように思えて少しだが元気が出る。これをやらないと雪津波に飲み込まれるように感じるのだ。明日までまた1mの積雪だという。しょうがない、降るなら降ってみろとでも云っておくか。


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