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2012/01/29(日) ヘビの悲しさを感じるのだ
 今日の屋根の上には昨日の作業を打ち消すように30cmの新たな雪が積もっていたし、ひと時大風が吹いて吹雪の中での作業になった。
 屋根の雪は1.6mほどの積雪で3層になっている。一番上の雪は粉雪で触ると崩れる。これが屋根の上にぶち撒かれるわけで、まずその1mほどの雪をくずしてから片付ける。その後に残りの雪をすくってから捨てる。一箇所の雪を片付けるのに3回の作業をやるわけだ。泣いていいのなら泣きたかった。おまけに風が強く木々に積った雪を巻き込んで吹雪いてくる。しゃがみこんで風を避けながらの作業になった。そんなときはきれいに出来るわけもなく30cmほどは残したままだ。結局5時間近く掛かってしまった。とにかくこの1週間はず〜っと雪マークが付いて希望はないのだから、上った以上しょうがないのだ。この分だと明後日にはまた屋根の上ということも視野に入れておくしかないだろう。
 家に入って疲れ切って何もする気力もなくなった。即席のラーメンを食べて期限切れの缶詰を開けたのだが食べる気力もなくなっている。ここでヘビの生殺しのようになって死ぬのなら、いっそガツンと袈裟懸けに切られて死んだ方がよっぽど楽だと感じた。


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