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2012/01/31(火)
カモシカだって辛かろう
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ゆっくりと頭と背を出したカモシカが雪の中を泳いでゆく。沈むようにまた滑るように雪の中に消えては頭をふって歩んでゆく。難行しているようだ。 索道の掘り起こしをして、それから先の道を作ろうとすると降りだした大雪に嫌気がさして帰って来て、ふと振り向いた目に飛び込んで来た姿だ。この雪の中で生きもの全てが息を殺して耐えているよに思える。昨夜も天井裏でジッとしているケモノの息遣いを感じた。 昨夜からの雪は20cmを越えることはなく、昼前は不意に日が差したりしたのだが案の定レースのように幾重にも降って来た。今夜はまた1mに近い雪になるのだろう。でも今日は風呂に入ってやった。いい気持だった。
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