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最新の絵日記ダイジェスト
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2013/08/08 最後の焼畑のころ
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2012/01/31(火) カモシカだって辛かろう
 ゆっくりと頭と背を出したカモシカが雪の中を泳いでゆく。沈むようにまた滑るように雪の中に消えては頭をふって歩んでゆく。難行しているようだ。
 索道の掘り起こしをして、それから先の道を作ろうとすると降りだした大雪に嫌気がさして帰って来て、ふと振り向いた目に飛び込んで来た姿だ。この雪の中で生きもの全てが息を殺して耐えているよに思える。昨夜も天井裏でジッとしているケモノの息遣いを感じた。
 昨夜からの雪は20cmを越えることはなく、昼前は不意に日が差したりしたのだが案の定レースのように幾重にも降って来た。今夜はまた1mに近い雪になるのだろう。でも今日は風呂に入ってやった。いい気持だった。

2012/01/30(月) 雪底に在り
 昨夜は時より吹雪いていたようだ。雪は昼過ぎまでゴンゴンと降っていたが不意に止んでうっすらと空が浮んでいた。
 結局今日は仕事にも対岸にも渡ることが出来ず、立派に孤立しておりました。雪が固まらず泳ぐようにしないと進めず、腹まである雪の中を歩く気力がないのだ。この降りが週末まで続くと言われてしまうとお手上げなのだ。こうなるとこの辺りの人も気弱になってくる。そりゃそうだ。先の見通しというのは春になると雪は消えるということで分かっているのだがそれまでの一日一日が待てないと言うことなのだろう。福島の被爆者の苦労に比べくもないが人間というものはその程度のもので何時も自分のことだけなのだろう。
 といっても直ぐに逃げるわけにも行かずあきらめて家の前の雪を何時間も掛けて片付ける。片付ける雪は1mほどあって大変だがやり終えると冬将軍の攻撃に耐えたように思えて少しだが元気が出る。これをやらないと雪津波に飲み込まれるように感じるのだ。明日までまた1mの積雪だという。しょうがない、降るなら降ってみろとでも云っておくか。

2012/01/29(日) ヘビの悲しさを感じるのだ
 今日の屋根の上には昨日の作業を打ち消すように30cmの新たな雪が積もっていたし、ひと時大風が吹いて吹雪の中での作業になった。
 屋根の雪は1.6mほどの積雪で3層になっている。一番上の雪は粉雪で触ると崩れる。これが屋根の上にぶち撒かれるわけで、まずその1mほどの雪をくずしてから片付ける。その後に残りの雪をすくってから捨てる。一箇所の雪を片付けるのに3回の作業をやるわけだ。泣いていいのなら泣きたかった。おまけに風が強く木々に積った雪を巻き込んで吹雪いてくる。しゃがみこんで風を避けながらの作業になった。そんなときはきれいに出来るわけもなく30cmほどは残したままだ。結局5時間近く掛かってしまった。とにかくこの1週間はず〜っと雪マークが付いて希望はないのだから、上った以上しょうがないのだ。この分だと明後日にはまた屋根の上ということも視野に入れておくしかないだろう。
 家に入って疲れ切って何もする気力もなくなった。即席のラーメンを食べて期限切れの缶詰を開けたのだが食べる気力もなくなっている。ここでヘビの生殺しのようになって死ぬのなら、いっそガツンと袈裟懸けに切られて死んだ方がよっぽど楽だと感じた。

2012/01/28(土) 自然は好きではない
 昨日の夢見が悪かったし、風が強いので今日は屋根に上がるのを見合わせた。と言っても部屋で遊んでいたわけではありません。相変わらずの雪かきをやってから索道の除雪をしてきた。雪が多くやわらかいので対岸の道踏みはやめたけれどもまだ時間があったので屋根の上がり口でもはしごを上ったのだがついでという感じで屋根に上がって雪下ろしを始めた。少しでもやっておけば明日が楽といったことを思ったのがいけない。実は昨日屋根から落ちた夢らしきものを見たようで、きょうがまた誕生日ということで死ぬにはもってこいのゴロあわせと感じたからなのだが、なんと言うのかちょっとした気持の振れ方で人間と言うものは馬鹿なことをするものだと思った。無事に下りてきたので酒でも飲もうと思っている。それにしても自然というものはいうことをきいてくれないののですな〜。

2012/01/27(金) まだ1月だもんな〜
 この冬の雪は累積で7mを越えたと聞いた。雪は積っては消えてというものでこのところの天気で1.5mほどに落ち着いていたのだけれど、昨日今日の降雪は1mの余を越えたと思われる。まるでこの村が八甲田山中のようになってしまった。仁成館も福一さんも武雄さんも笑ってしまうよりしょうがない天気になってしまった。気温もぐんと下がったし除雪の仕事が再発しそうで、今度の週末には屋根に上がるしかないようになってきているのだな〜
 そうだと思ったんだよ。天気が続いて雪が消えて良い塩梅と思っていたのだけれどそうは問屋が下ろさないということか。
 津南の郵便局も荷物があるのだけれど秋山には上がって来れないと電話があったし、バスの運行も危ないのかもしれない。どうとでもなれと開き直ってごろんとしていよう。明日は少し早く起きて雪下ろしの準備をしよう。忙しくなってきた。

2012/01/26(木) やっぱり 来た
 今日の症状は積雪80cm、気温−6℃。雪降り止まず。このまま症状が進めば明日は重篤なことになるだろう。 やっぱり来た。
 いつだってこんなものだ。いいことは長続きはしたことがない。人生は山あり谷ありの連続だ。これといって雪が多いからといってどうにもなるものでもない。面倒なだけだ。たいしたことはない。みんなやっていることだ。ただどうですかと聞かれるとあーでもないこーでもないと騒ぎだすけれどひとりで好きにここにいるうちは月ないに屋根に上るか。しょうがない。といったところだ。何だってそうだ。まわりと比べると途端にデコボコができて文句のひとつも言いたくなる。
 今日考えたのだが、世界の殊のほか面白がるフランス人やアメリカ人をこんな所に連れてみたら結構彼ら楽しむのだがなーと。

2012/01/25(水) 予報が外れて よかった
 昨日の予報では新潟辺りで80cm、長野で30cmと云われたのだが起きて見ると雪はほとんど積っていない。タミコの墓の上に日差しまで見えた。寒いのはしょうがないがメッケものだ。変な日で時折激しく降りだしたかと思うと薄く青空が望めたりで出入りの激しい1日だった。
 この分だと1月は町に下りないでも過ごせそうだ。こんなことは初めてだが別に町に出たくも寂しくもない。足りないものもありはしない。あったとしても我慢できないことではない。このまま2月一杯でもここに居ることは可能だ。ただだらしなくなってしまうと困るので今日はヤカンを磨いた。毎日ひとつづつ磨いてみよう。約束だ。

2012/01/24(火) ハナエチ ダスケ
 ふわふわとした雪が20cmほど積ったようだ。この辺りでは雪も一様ではなく何種類もの呼び方がある。昨日の雪はハナエチというのだろう、積もり方はスッポンをはかなくては歩けないくらいであったからスッポンエチといったところだろう。「ハナエチ マダ エッシャコグレァシカ フラネァンダガ、スッポンエチダセーカチケナンカ エラネァ、エラネァ(はな雪まだ一尺ぐらいしか降らないんだもの、スッポン雪だからカンジキなんかいらねー)」と話したものだろうが、それも昔の話になった。
 家の周りの雪を片付けて、税金の準備をして今日は燗をつけて桜旅のプランを練った。本来はポトマック河畔に行く予定なのだがそれは来年にして今年はやはり尾道から四国に渡ってもいいかなと強気だ。列車は十日町を始発で出ると20時前には尾道に着く。さてそれから四国に渡るか山陰に抜けるかで悩んでいる。

2012/01/23(月) することがないのはいい事なのだが
 起きてもやることがないのでテレビを見て、また寝て、本を見てテレビをながめる。これはいいことなのだけれど少し後ろ向きに過ぎる。だとしてもむきに雪を構って腰を痛めてもつまらないしどうせ春になればみんな消えてしまうのだからと横になってテレビを見ている。ところがこのところの番組は再放送が多くてBSとしても面白くはない。酒にしたってそうそう飲んでもうまいものではない。だから税金の申告の準備でもと思うのだが明日でいいだろうと動こうとはしない。
 十日町から尾道まで18切符で行くと朝の5:58から20:50に到着ということになる。途中どこかに寄るとしたら今津で泊まるか、また小浜線から山陰線伯備線を遊ぶとすると鳥取泊まりかと時刻表で遊んでいる。今年の桜は尾道から魚島、今治あたりでお茶を濁すかと考えている。いい時間つぶしだ。

2012/01/21(土) だらけている
 雪も降らないのでやることは、ない。つまり夜は遅くまで起きていて朝はカーネーションを布団の中で見てから起きるという体たらくになった。布団に入っている時間が長いせいで腰が寝すぎ腰痛という甘い痺れが腰に生じた。人間どっちに転んでも文句ばかりなのは幸せの証拠なのだが。1月の大寒というのにこれでいいのかは分からないがどっちみち降りだせば限がないのだからこれはボーナスみたいなものだろう。ところでダルビッシュさんのTの野球帽は似合っていたな。愛ちゃんのチャンピオンも良かったし余裕の1月ということだ。
 申告の準備もあるしやり始めなければいけないのだろうが、座っていると腰がムズかゆいので止めてしまった。だからストーブの脇に足を投げ出してテレビばかりだった。いかんな〜。

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