来るなら来てみろ もっきりや
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最新の絵日記ダイジェスト
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2011/09/16(金) 国道405を通って切明に
今週はがんばって汗みずくになって働いた。どうだ。
 それはいいのだが中津川の水がなかなか元に戻らない。釣り人のおじさんは「何時になったら水は引くのかね」と僕に問いかけるのだけれどそんなことは答えられない。茶色に濁った水がきれいに澄んで流れているだけで僕には充分だ。
 台風12号で和山、切明間の道だが集落から直接切明に出る道は相変わらず通れないのだが栃川からひだまりを経て切明に向う(これが本来の国道405)ことは可能になった。国道405は途中の佐武流山へ向う道がそうなのだがゲートの先は営林署(今はこう言わないようだ)の林道でその先は道がなくなってしまう。登山道でもあるのなら点線国道ということになるが予定の国道のルートは深い緑の迷宮に向って杳としてその先を失ってしまう。お調子者の政府だった頃の計画は今となっては完成を見ることはないだろう。でも点線国道を必死になって探している趣味人もいるというので一応書いてみた。それだけだ。
 仕事のない明日を思うととても気分がいい。ひとつ燗酒でも付けてみるか。

2011/09/15(木) 工事のための資金稼ぎだ
 昨日の山歩きが応えて足がどうもピンと来ない。そんなときは家で楽々としていればいいのだがそうも行かないだろう。あれやこれやと準備に忙しい。
 まずU字溝を6箇所取り替えなければならない。品物を土曜日に集めよう。グレーチングはインターネットで23枚。鉄板は予約済み5枚。これと薪割の準備だ。本格的の寒さになる前の11月頃までの薪を少し家の中に入れておかなくてはならないだろう。こう考えていくと資金が必要でどうしても、すがってでも御普請組の仕事には出なくてはならない。何ということだ。いつまでたっても汗みずくになって働かなければならないとは。

2011/09/14(水) 大雨後の道
 キノコは「あかっぽ」がひとつ見つかっただけだけれどあんまり美味しいキノコではないので僕は要らないといった。
 魚野川の奥に向かう道はずいぶんと大雨で壊れていた。通れないことはない。まー大丈夫だけれど注意は必要だ。ゲートを入って直ぐに大きな土砂崩壊を乗り越えて進まなければならない。水が岩盤を流れてその上の土砂を押し出していた。僕は長靴で歩いたがまだ水が流れ長靴があったほうがいい。つり橋を渡って急登が続くが水平道に出るまでは問題がない。2・3のナラの木を探しながら奥へ向ったがほとんどの沢は大小の岩に埋まっていた。流された橋もあって注意してそこを乗り越える必要がある。そうすれば禁漁になるまでの間魚野川の奥に釣行は出来るだろう。奥地は携帯も使えないから十二分に装備、時間をかけて行くべきだろう。
 この分では東日本の山の道はどこもここもひどいことになっているかも知れない。

2011/09/13(火) 中天に、月が
 昨日の月は中天に浮んでいた。寝る前に月の光を浴びてみた。いい感じで髪の毛が生えるように感じた。暑くもなく寒くもない9月の月は今日は十六夜になるのだがまだ出てはいない。来年はちゃんと椅子に座ってゆっくり見てみよう。月をちゃんと見たことはないと僕は思っている。桜もそうだが中秋の月もあと何回見れるか。数えることが出来るようになったのだから。
 渋沢方面の山道が悪いと聞いたがキノコ採りに出る人に付いて明日は行ってみようかと思っている。というのも切明、雄川閣の露天風呂に向う階段に土砂が乗ってその手伝いに出て聞いたのだがここの露天風呂の上に水が乗る手前までの水量だったという。群馬方面の雨は激しかったようだからはたして目的地まで行けるか分からないが漁期が迫るなか釣り人に報告するのも僕の仕事のように思うからだ。
 その切明の野天風呂だが一向に水が引かないようで河原の風呂には入れそうにない。また水の流れが変ったようで水量が落ち着かなければはっきりとは分からないようだ。

2011/09/10(土) 不安を除くには
 この辺りでは9月にはいると各集落ごとに祭りの時期になる。第1週の土曜日は小赤沢、2週は屋敷、上の原、和山とちょうちんを吊るし、神社に幟旗を立てて祭り気分を盛り上げる。以前は日にちが決まっていたのだけれど今は当世風に土曜日に変った。地区の親戚などが親元を訪ねたり行き来する。このところ土曜日でもあるし僕は呼ばれても行けなくなったが各家ではご馳走の準備に大忙しのようだ。
 軽トラのタイヤを換えて津南まで人の出迎え方々買い物に廻った。もっきりやの看板でも作ろうと考えた。コンパネにトタンを被せてここがもっきりやですよと言うわけである。たった3000円の宿でも来た人に明確な挨拶をしなければならない。だいたい一泊二食三千円という値段では人は安すぎて恐れをなすらしい。僕は趣味でやっているのだからお客さんが来ようが来まいがいいのだけれどいたずらに不安を覚えさせることもないだろうという親心である。これだけ気を使っても来る人は来るし来ない人は…いいのである。

2011/09/09(金) 点として生きるためには
 草刈機を廻すとヘビは逃げる、キリギリスは跳ねる、ミミズはのたうちコオロギはうろつき蛾が飛び、アブは噛みに来て、蚊にたかられる。
 夏のお盆前に3回目の草刈をやれなかった付けが廻ってきて葛の茎や硬くなった草に大弱りだった。伸びた草が路面に散らばってとても草刈後のすっきりとした感じではなかった。
 自然といっても観光地の管理された景観と違ってここの場合は自然に飲み込まれるか否かの場所で呑気にしていようものなら直ぐに自然の捕虜といった感じになってしまう。そこで嫌でも草を刈ったり木を切ったり、雪を片付けたりしてようやく自然の中に点のように自分の居場所を確保出きるといったことになる。面倒で嫌なことだがそう思ったらここでは暮らせないだろう。だからそんな作業を健康のためとかエステとか言って誤魔化してやるしかないのだ。

2011/09/08(木) 台風被害の状況
 台風12号の影響はここにもあって僕のところの流失土砂はまだ序の口で和山から切明に向う道が中津川右岸の上下2本とも通れなくなっている。メインの下の道は路面全体が20mほども流失して道がなくなってしまった。早急の復旧は出来ないようで場合によると来年の春まで持ち越しになるという予想もある。切明の温泉は津南方面から来ると小赤沢の先、屋敷を抜けてしか来れない。帰りは道を戻って志賀に向かうか屋敷、小赤沢に出るようになる。
 今回の雨はことに群馬方面で大雨だったようで渋沢方面の山道にも大きな被害が出ていると思われる。9月一杯の釣りに向かう人は要注意だ。栄村観光協会(025−767−2202)に確認してからにすべきだ。雑魚川もまた大変な流木が流れ一ヶ所に集中してこんがらがっているようです。まあ〜こんな時はどこにも行かずに自宅で本なんか読んでいることも貴重な体験になるのではないでしょうか。でもこんな時の紅葉は殊のほかきれいなんだろうな。多分だが。

2011/09/07(水) いやになる前に
 終日Mろーどの補修を考えていた。ワダチ部分のコンクリートを今年やるか来年にするかと考えていた。
 8月内は夏風邪の後遺症だったり急用だったり今度の台風だったりでやらなければならない草刈をやらずにいた。もう9月だからそんなにむきにやらなくても枯れると思っていたがどうも草の伸びが速く自然の勢いに飲み込まれたようで気持がすっきりしない。また今朝は寒くストーブの用意も始めた方がいいかなと1日休みをもらって準備しなくてはならないようだ。仕事もこの大雨のせいで忙しくなりそうでやれることは出来るうちにきっちりやろうと考えている。グズグズしていると気持ちが萎えてここにいられなくなってしまいそうだ。

2011/09/06(火) 復旧はしたが
 天気はやっと落ち付くのだろうかと空を仰ぐ。Mろーどの流出土砂も片付けてもらえて走れるようになった。栄村は災害に強い村になったと思う。震災から体験したことに比べれば小さな被害だけれどそれらに対する対応の速さは安心の大事なひとつである。
 中津川に砂防ダムが作られるという。それもふたつだ。栃川との出会い上流と和山に作られるという。ここでの岩魚はきっと何処かに行ってしまうのだろうがやがて砂防ダム一杯に土砂があがってくるという。ここの索道は役人に言わせると何十年後には河原に飲み込まれるといわれた。そこで索道の架けかえか橋をと湯のご主人が対応していてくれたが結局そんなに甘くはないという返事が湯沢建設事務所の役人によってもたらされたと知らされた。
 僕は今のままでいいのだけれど砂防ダムによって川が壊されるのは大きな問題だと思う。奈良の十津川の災害のように大水が出たときにはもっきりやが飲み込まれるのではないのかと今度役人が来た時にはねちっこく聞いてみよう。
 

2011/09/05(月) いやな感じの雨が続く
 今回の雨と地震で弱くなった道が陥没したり土砂が流失している。今朝のことだが和山から切明へ向う道で沢が抜けたということだった。栃川高原から切明に向う道も通れなくなったようで切明までの道は屋敷を廻らなければならなくなった。被害はちょっと大きいようで急いで復旧工事を行なうのだけれど4・5日かかるようだ。
 今日の午後に降りだした雨を見ていると何だかいやな予感を感じさせるようだ。台風が去ったあとの雨はどうもいけない。降り方も強く何だか気持が竦むようだ。
 今日はいつもの仕事に呼ばれてホッとした。6時まで眠れるし5時過ぎには帰ってこれる。仕事はこうあってほしいものだ。強い雨のなか側溝の土砂を片付け片付け見ると雨水が道を流して下ってくる。このところいいことはないとTVを点けると女子サッカーの勝利が映っていた。

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