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2011/08/11(木)
夏のすごし方節約タイプ
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いろんな暑さ対策がある。その中でちょっとユニークなタイプを紹介しよう。 一昨年の夏だったか林道沿いにテントが張られて関西方面のナンバーを付けたRV車がそばに停まっていた。その持ち主は約ひと月ほどそこに滞留してそのうちに家族も合流したようだった。どうも道の脇だったものであんまりいい印象はなくずいぶん危ういものだと僕は見ていたことがあった。彼らは河原の湯に入ってそこで自炊して野外活動を楽しんだわけだ。その後そこを訪れてみると片付けられたテントサイトに子供の字で「ありがとうございました」と書置きがあった。僕は危うさは消えなかったがいい方の旅人なのだろうと納得したことがあった。去年は見かけなかった。「来ないね〜」とちょっと寂しく思った記憶がある。 今日の午後のことだけれどその前を通る用事があり走っているとそのテントサイトに懐かしい色のよりよくなった簡易別荘を見た。その場所はいい水がありステップまで作られていたから良い夏を過ごしているのだろうと想像した。きっとゴリラのような屈強なおじさんがランタンで灯りをとってラジオを聴きながらイタリア料理を作っているのだろう。テレビやクーラーに毒された今時の観光客と比べると実に新しい画期的な夏の過ごし方だと思っている。こんなことを書くと何処かのまねっこ小僧がやって来てそのテントサイトを占領してしまうかも知れないが、僕がチラッと見た屈強なおじさんの押し出しの前ではとても対抗出来るものではないと見ているのだが。 ところで便所はどこに作っているのかととても気になっている。
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