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最新の絵日記ダイジェスト
2013/08/09 予定の作業をこなす
2013/08/08 最後の焼畑のころ
2013/08/07 他人の力で生きてゆく
2013/08/05 貧すりゃ鈍する
2013/08/04 僕はツールド栄村でいいと思う

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2011/07/30(土) 壁が近づいてくるときは
 湯沢から十日町にかけて激しい雨が降り続いているという。僕が26日雨を引っ張って帰ってからズーッと降っているという。東京の僕は気にも留めていなかった。ところが高速に乗って耳に入ってくる情報に驚いた。関越は湯沢以北通行止め。発荷峠、大沢トンネル、十二峠通行止め。おまけにラジオでは早実が負けそうだった。風邪は悪くなる一方で薬を探して必死で飲んだ。ハンドルを左にとって信越方面から志賀を越えようと決める。この道は大回りになるので走らないのだけれどこんな時はしょうがない。トンネルが多くあって走りにくい道だと思っていた。そんな頃からなんとも眠くなって困っていた。どこかで一眠りだと考えていたときだがトンネル内の右側壁がグンと迫ってきた。「アッツ」とハンドルを戻したのだが、僕は時速80kで1秒眠ってしまったようだ。並走する車もなくて後続は遠くに見えたからどうにか入院しないですんだようだ。風邪薬の威力は体験した。眠気にあれだけ効くのだからきっとちゃんと飲んでいれば本来の風邪にも効くこと間違いないだろう。僕は付いていた。結局405は通行止めが解除になって津南から結東の棚田を見ながら帰りついた。
 東京は3日もいると飽きるようになった。これからは東京の友人宅を巡回するように迷惑がられるのもいいだろうと思った。

2011/07/29(金) チョウにとって頼れる存在になった
 どうも天気が変で夏らしくない。東京のことだけれども電車で今年は冷夏だろうという声も聞いた。
 風邪が一向に良くならないのだ。内科で血圧と風邪の治療を受けて電車で歯医者まで通う。ヨドバシで遊んでから一杯呑んで早く帰ったのだがそのまま眠ってしまった。風邪の具合は良くはならない。同じように夏風邪を引いた友人はいやいや通った病院で肺炎だと診断を受けたそうだ。僕の場合は熱があるわけではなく食欲もあるので肺炎とは無縁と思っている。熱はないと思う。先生は粉薬は眠くなるから車の運転中に飲んではダメだと説明を受けた。ただ薬で眠くなるのだろうかと思っていた。
 東京の家の庭には夏みかんの木があってそこにアゲハチョウの幼虫が何匹も見つけられた。僕が行くところにはどこにでもチョウが付いてくるようだ。

2011/07/25(月) 汗と雨と膝痛い
 濡れるのは汗も雨もそんなに変わらないが雨は冷たく用心が必要だ。今日は行きは日に焼かれ返りは夕立に濡れた。その夕立だがいやに冷たく感じたのだが。台風が去ってからの夏は女の腐ったような天気で暑かったり寒かったりはっきりしない。まだ7月の25日だというのに。
 久しぶりに仕事に出て長く歩いて膝を引きずって帰って来ることになってしまった。明日も同じように長い行軍が待っているので風呂に入ってモーラステープを貼って明日に備えている。明日の仕事が終われば少し仕事も切れるようなので終日歩きながら考えていた。仕事を終えてから東京に出ようかと。歯茎が少し腫れてきて医者に行かなければならないし、血圧の薬も少なくなった。お墓参りもしなくてならない。メガネを調整しなければずり落ちてくる。床屋にも行きたいしブックオフで文庫本も仕入れなくてはならないし、紀伊国屋で「風雲児たち幕末編18」も探さなくてはならないし、帰れば帰ったで大忙しなのだけれどひとつ明日帰るか。そうしないと9月まで帰れなくなりそうだ。帰ろう〜と。

2011/07/24(日) 専任事項完了
 山へ向うお客さんは僕を加えると総年齢が393歳となる。さて何人のお客さんが山へ向ったのでしょうか?
 山を目指す人たちは朝が早くて一日が有効に使えてとてもいいお客さんである。ここに泊まって山に登るお客さんが増えればいいのだがと考えている。晴れるは晴れたが差ほど暑くもなく登山日和である。ただ上から富士山は見えなかっただろうにと想像している。その苗場山へ向う登路であるが今は小赤沢から3合目の駐車場に車を停めて登るのが楽なようでたくさんの方がこのコースを利用されている。それだけ登山道は荒れて雨が降ると川のように道を流れるところがあるようだ。それに比べて和山、栃川高原から登る平太郎尾根のコースは静かなコースであるだろうと思っている。実はまだこのコースを歩いていないのではっきりしたことは言えないが地元の方に聞くとそんなに厳しいことはないといわれた。また登りは湿原(木道なし)を行くようになるので迷うこともあるという。下りを取る分には問題ないとも聞いた。来月テープを吊るしながら登ってこようと考えている。それから登高記を書こうと思う。
 僕の専任事項であるMろーど除草は本日完璧に完了することが出来た。これで2回目だ。畑も刈ったのだがどこからともなくモンシロチョウがやって来て刈ろうとする花の周りを飛び回り「やめてくれよ、これは僕のレストランだって言っただろう」と訴えた。だからなるべく刈り残した。この世からチョウチョがいなくなったら淋しくなると感じたからだ。シシウドにはキアゲハの幼虫を何匹も見つけた。ひとつもっきりやをチョウの館にしようかと思ったが人はチョウを夜の蝶と勘違いしそうなのでこれは止めにした。

2011/07/23(土) 草刈は続く
 穴山の友人が畑作業を終えてやって来たのは7時半を廻ってからだった。6時半までテーラーで耕していたという。僕もがんばったのだが彼の半分も仕事をしていない。僕は怠け者なのだからいいけれど農業で飯を食うことは半端ではない。僕には出来ない。夜は酒を飲見終えるとガーと寝てしまった。朝起きると用意した食事に手もつけずに布団がたたまれていた。夜明けと同時に出て行ったのだろう。多分まだ機械の上で畑をうなっているのだろう。僕は彼を尊敬している。そうたくさんはいない大切な人だ。
 だからというのではないけれどお客さんが来る前に右岸の草を刈り終えた。2時間ほどで止めたけれど明日は畑と草が伸びた道を遊びながら刈ろうと考えている。田舎にいると休めやしないから転地療法で都会に出るのだ。このところネオンを見ていないな〜

2011/07/22(金) 草刈院クルクル居士
 昨日ほどではないけれど今日も涼しい。草刈を続けねばならないようだ。
 昨日の夜は半袖では寒くてゾッとした。もう秋なのだろうかと。だから一杯呑んで寝てしまう前に原田芳雄さんの「火の魚」を食い入りように見ていた。ラストの「タバコ吸いて〜」にちょっと震えた。もちろん7本目のタバコを僕は吸ってしまった。
 草刈なんていうものはそんなにきれいにやらなくてもいいのだけれどどうも機械を担ぐと広く広く刈ってしまう。ここのMro-doは一方が崖であるから刈らなくてもいいと信一さんが云ったことがある。草があれば車はそこには入ろうとはしないから山側と真ん中をかっていればいいのだけれど、見栄っ張りの僕としてはここへの道が少しでも広いと走る人に思わせたい。どうだとばかりに腕を組みたいのだ。つまらない見栄だけれど刈ってみると道の状況がよくわかるというのは本当なのだ。と言い訳をするのも見栄か!
 思ったのだが以前にはたくさん生えていた「ウツボクサ」がほとんど見えなくなった。近頃はなるべく刈り残すようにしていたのだが絶えそうになっている。別にきれいな花ではないけれどそのムラサキの色がいい感じだった。刈っているとチョウがそれに止まり「刈るな」と訴えてくるのもちょっと面白く花と昆虫というものは連帯しているなと思っている。

2011/07/21(木) 涼しいと気力が出るのか?
 関東も信越もいやに涼しいようだ。だから今日はガンバって家の周りの草を思い切って刈りまくった。汗はかかなかった。この夏はずいぶんじゃないという暑さが続いたわりには今日の涼しさはどうなっているのだろう。それとも台風のプレゼントだろうか。
 中津川の左岸からの登山道、家の周りと道との斜面、山ノ神への参道。これだけで5時間というのはかかり過ぎか。草を刈っているとニレタケを見つける。僕はあんまり好きではないので草刈り後旧仁成館へ持って行くと、四角いテーブルを囲んで死闘が繰り返されていた。脇をすり抜けてお風呂に浸かり蚊に食われた腕をゆっくりと浸した。ここの温泉は皮膚に効くようで僕は今日一日ポリポリやらなくてもいい。
 池の岩魚がまたひとつ死んだこれで8尾だろうか原因がよくわからない。今日は中津川に流してやった。それにクロアゲハの幼虫が玄関まで這ってきて蛹になろうとしている。ずいぶんと動き回るものだと感心した。これらはみんな放っておこう。
 先日依頼しておいたガスレンジを見つけてもらった。値段も安くシメシメと舌なめずりをして喜んだ。

2011/07/20(水) 台風は秋の空を引っ張った
 昨日の昼は曇り空の下、昼を取った。
 コガラとエナガの混群が寝ている僕の上を飛び回る。まずコガラが黒いハンカチを頭に巻いて首を振り振り見下ろしている。何羽もの小さい鳥が入れ替わり立ち代り飛びまわる。群れというものはひとつの種だけのものだと思っていた僕にとって直ぐそばの木の枝に尾の長いコガラとは違った鳥がやって来る。僕はコガラの幼鳥だと思っていた。その鳥が木の枝を伝い下りて僕を面白がっていた。調べてみるとコガラやエナガなどは繁殖期以外には混じって群れを作るという。メジロやゴジュウガラ、ウグイスなども混じるという。知らなかった。やがて鳥の群れは飛び去り、雨がポツリポツリと落ちてきた。
 そんなことが昨日はあったのだが今日は保険所から立ち入り検査の群れがやって来た。いろいろと指摘を頂いて彼等は飛び去って行った。面倒は面倒だが腰の低い姿勢での指導はいい勉強になると感じざるを得ない。ズボラな僕には必要なことなのだと分かった。
 津南町の携帯ショップで新しい携帯電話の説明を受けてU字溝の鉄の蓋を発注したのだが結構いい値段で予定の半分の発注にしてほとんど同じ値段のグレーチングの蓋を使うことにする。名刺まで頼んで山に向うと秋のように晴れた空に小松原方向の1500mほどの山並みがきれいに浮んでいた。ちょっとこわもての台風は海上で肩を怒らせてこのまま暑さを連れて行ってくれればと空を見上げた。

2011/07/19(火) 食物連鎖
 台風が来るというのだが仕事に出た。もうそろそろ仕事が切れてしまいそうだという。雇われ者としてはダダをこねてもしょうがない。仕事があるうちは雨に打たれようが風に吹かれようが陽に照らされようが這ってでも出る。
 このところ生きものに多く係わるようになっていろんな生きものに目が行くようになった。今日はキアゲハの幼虫を見つけた。台風が来るというのでシシウドの食草の密集している葉っぱに移してやった。去年まではそんなことはしなかったのだがこのところずい分変ったものだ。というのももっきりやの脇に山椒の木を植えてあるのだがそこにクロアゲハチョウの幼虫を見つけたからなのだ。なかでひとつ変った幼虫もいてどんなチョウになるのかと観察を始めた。物好きである。変った幼虫はカラスアゲハと見たが木を挿した水の中に落ちて死んで仕舞った。山椒の木にはほとんどクロアゲハの幼虫と思われるものが20ほど見られ、山椒は見るも哀れに食い尽くされていく。
 昨日のことだがその木の横にある踏み台をはいているとその下にガマガエルが頭を出して幼虫の落ちてくるのを待っている風情なのだ。事実よく幼虫は落下しているのだがカエルはいい場所を見つけたとばかりに棚から牡丹餅を決め込んでいた。大きさは子供の手のひらほどで僕はそれを捕まえて池に放り込んだ。ポチャンと音たてて池を泳ぐのだが岩魚の存在に気付いたのか必死に排水管のゴミ避けの周りに飛びついていた。あんまりいい気持はしなかったが僕はこのところ芋虫派に属している。そのうち僕はそのこと自体忘れてしまった。
 今朝のことだ仕事に向いながらふと見ると食べつくされたカエルの足が池の中に沈んでいた。少し余計なことをしたようだ。仲間に聞いて見ると岩魚はその位な大きさのカエルなら食べる、口が大きいからねと教えられた。いよいよ持って生きるということは面倒臭いものだとカエルに片手拝みで頭を下げた。

2011/07/18(月) 掃除、掃除、おみやげコーナー
 女子サッカーには驚かされた。ここまでくればよくやったと思っていたのだがPK戦まで行ってのあの勝利には嬉しかった。岩清水の退場がキーポイントだったと思う。おめでとう。
 福一さんがもっきりやのおみやげコーナーに秋山郷特産の山葡萄の「たわし」と「目薬の木」を持ってきてくれた。これで当もっきりやのおみやげコーナーは充実してきた。福一さんはこのほかサワクルミのまな板(日に焼けたものは猫の爪とぎ)を出してくれ、武雄さん科の木の杖、エンジュの敷き板、筆立て。ケヤキのストラップ等、また猟師の半こうつきと秋山特産の木工製品で溢れている。もちろん僕の「握りん棒」もある。100円から始まってほとんどは2から300円なので来たら見て行って欲しい。
 みんな帰ってから立ち入り対策の掃除ですっかり疲れてしまう。ひとつきれいにしてふと見るとあ〜ここもだとまた四つんばいになっての拭き掃除だ。如何にもお掃除が苦手であると反省するのだが、年に1回のこうした立ち入り検査と年越しの大掃除は必要なのだと変なところで感じ入った。

7月絵日記の続き


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