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2011/07/30(土)
壁が近づいてくるときは
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湯沢から十日町にかけて激しい雨が降り続いているという。僕が26日雨を引っ張って帰ってからズーッと降っているという。東京の僕は気にも留めていなかった。ところが高速に乗って耳に入ってくる情報に驚いた。関越は湯沢以北通行止め。発荷峠、大沢トンネル、十二峠通行止め。おまけにラジオでは早実が負けそうだった。風邪は悪くなる一方で薬を探して必死で飲んだ。ハンドルを左にとって信越方面から志賀を越えようと決める。この道は大回りになるので走らないのだけれどこんな時はしょうがない。トンネルが多くあって走りにくい道だと思っていた。そんな頃からなんとも眠くなって困っていた。どこかで一眠りだと考えていたときだがトンネル内の右側壁がグンと迫ってきた。「アッツ」とハンドルを戻したのだが、僕は時速80kで1秒眠ってしまったようだ。並走する車もなくて後続は遠くに見えたからどうにか入院しないですんだようだ。風邪薬の威力は体験した。眠気にあれだけ効くのだからきっとちゃんと飲んでいれば本来の風邪にも効くこと間違いないだろう。僕は付いていた。結局405は通行止めが解除になって津南から結東の棚田を見ながら帰りついた。 東京は3日もいると飽きるようになった。これからは東京の友人宅を巡回するように迷惑がられるのもいいだろうと思った。
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