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2011/06/07(火) 帰ってきたギフチョウ
 奥山で仕事で汗をかいた。生活者として働けることはいいことだ。辛いなというときや休みたいなと思うこともそりゃあるけれども、仕事を終えて帰って来るとちょっと元気になっている。
 5月に外に飛び立ったギフチョウだと僕は思っているのだけれど、今日三枚のウスバサイシンの葉裏に計25粒の生まれたばかりの卵を探し当てた。探し当てたのである。去年の幼虫が帰って来るだろうということは僕には感じられていた。奴らはきっと僕らのサンクチュアリに帰って来て卵を植えつけると。それが彼等と僕との約束のように思っていた。
 卵を確保するのは害虫であるアリやクモから守るためだが折角見つけたのだ、なるべく多く成虫にして放してやることが仕事になったし楽しみになったといって云い。今年僕はここで放した18?ほどの蝶のほかは見なかったように思う。それだけギフチョウは減っていると感じている。何もしないのが自然だという人もいるけれど、そうだとも思うけれど、網を持って入ってくる人間の趣味のためにいなくなってしまうのは自然とは違うのだからこれくらいの保護はなんでもないと思う。
 それでも増やすことはまた一つ面倒な仕事が7月15日頃まで続く。自分の面倒だって満足に出来ない僕にとっては大変な日々だが、歳をとったせいか、それも楽しみになった。もう本当のじいさんだ。


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