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2011/06/18(土)
タミコを祭神にでもするか
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70を過ぎた遊び人の発想はなかなか面白い。 索道が玄関から見えるように邪魔になる枝を払って、その枝を集めて一斗缶で煙を出して遊んでいたり、池にソーラーライトを置いて虫を岩魚に食べさせるべく準備したり、燻製製造機を作ったり、車を側溝に落としたり、煙突のドラフトが悪いので僕を屋根まで上げて煙突を掃除し結局ストーブの中の排煙装置の操作に原因があることを突き止めたりと僕には思いつかない思考回路を持っている。日本の歴史の中で最高の時代を生きたA氏は最後にこんなことを言ってお帰りになった。 「玄関から見える大きな木の祠に神でも祭って、注連縄を張ってみたら面白い」「そりゃ〜いいね」と応える僕はタミコをそこに葬って祠の中にお寺だか神社だか分からないものを作りなかに気の利いた岩でも置いたらさぞ立派なものが出来るのではないかとひらめいた。僕が死んだらその骨のひとつも入れてみてもいいと考えがつながった。桂の木は信一さんがワサビを作るに当って日当たりが悪いということで切ったのだが、いつぞやきこりの若ちゃんがこの祠を見てお酒とか塩とかを撒いていたのを思い出した。何年かすれば朽ちてしまうとしてもちょっと面白いイタズラだと思った。これはやろう。そこで今日は草刈をしてみた。
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