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2011/05/11(水)
雨のどこがいいのだ
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仕事は通常通りやるというのでここから合羽を着て出て行った。午前中はそれでも良かったけれど午後は強い降りになった。雨の仕事は止めにしてもらいたいけれどもそんなわけには行かない。昔、郵便配達員だった時、渋谷区幡ヶ谷辺りで雨の中ずぶぬれで郵便を配っていた。梅雨の終わりの大雨だった。僕の脇をむずがる子供を連れて若いお母さんが通り過ぎていった。しばらくして聞こえてきたのは子供を叱る親の声だった。「言うことを聞かないとあのオジサンのようになってしまうよ」僕の仕事をつらく悲しいものと認識してくれていた人だったのだろう。でも濡れる前と違っていったん濡れてしまえば差ほどつらいものではなかった。今日もそうだ。濡れちゃったものはしょうがない。ただ郵便の時は濡れた郵便物が破れたり千切れてしまった時はとても悲しいと思ったものだ。 仕事で秋山を走っていると散ってしまったさくらが多いのに気付いた。さくらにも個性があるようで開拓のさくらや仁成館前のさくらはまだがんばっているけれど深沢のさくらはすっかり葉桜になった。 今日はまた1兎ギフチョウが羽化した。これで6兎めだ。雨が落ち着いたら放してみよう。
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