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2011/03/26(土)
軍艦マーチ
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大雪である。50cmほどの積雪で昼に気温は−3℃。きのうの除雪はあんまり意味がなかったかと思いつつ家の周りの除雪を運動した。しかし3月の下旬に降る雪ではないだろう。湯に寄ったらしい福一さんが僕を見たようで「雪は明日には融けるよ!」と電話が入った。「これは体操のようなものです」と返事を返した。 TVを見ていたら夏目雅子を見た。ずい分前に亡くなった女優だったが忘れていた。人は亡くなるのはしょうがないとしても忘れられるのは辛いものだ。どうしたらこの災害で亡くなった30000人の人生を忘れないでいられるのだろうかと思った。 今回の被災地をそのまま残したらどうだろうか。遺体を回収した後の三陸沿岸を自然の驚異として後世の日本人に知らしめ、亡くなった30000にも及ぶ人生を検証して伝えていくのである。観光は風光明媚ばかりではなくそこの自然と共に暮らした人間の文化でもあるはずではないだろうか。震災から2週間でこんなことを言えば非国民なのかもしれないが敢えて言えば、人間とはそんなものなのだろう。 ACの広告がよく流されている。内容はもっともで正義なのだが、どれも生活感がない。だからなんだか遠いのだ。もっと切実なACにはならないのだろうか。東電。
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