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2011/03/21(月)
映画「東京物語」
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終日雨が降っていました。中津川は雪しろが入ったようで少し水量が増えウグイス色に変っていました。この間解禁になったのですが地元の若手が歩いていただけです。岩魚が一番喜んでいるかな。 R405はふたたび土砂崩れのようで一時全面通行止めになりましたが直ぐに片側交互通行が出来るようになったということです。昨日まで余震はずいぶんと納まったようでしたが、今日は3回余震があり昼過ぎには震度3の余震がありました。斜面に積った雪が融けるとその上に乗っていた土砂が落ちます。おまけに強い余震がそれを促すようです。 きのうは小津安二郎の「東京物語」を今年初めて見ていました。すると今回の災害に遭った人たちのこれからと重なってゆきました。戦死した息子とその妻。子供達に会いに行きながら迷惑がられる両親。そしてその疲れから病になる母。ちょっと安直な説明だけれど人間は何時も同じ様なことをして生きそして老い、死んでゆくのだと感じていました。でもそのなかで悪人は誰もいません。生きてゆくということはそういうことなのだと僕は感じました。いい映画です。今度BSでやるそうです。是非考えてください。避難所の映像の先にある日常です。
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