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2011/02/22(火) 冬の楽しみ
 いい天気が続いてほんとに嬉しいものだ。洗濯をして掃除をしていた。
 もうずい分以前のことだけれどドブロクを飲んだことがあった。強かったのか気持が切れてしまったことがあった。清酒と違って度数も強いのだろう。
 昔は南会津の村の入り口に大きな看板があって「密造酒は止めましょう」と書かれてあった。昭和40年頃のことだ。この辺りでも昔はドブロクを造っていたという。清酒などは正月か何かの祝い事にしか飲まなかったという。だからここの酒屋はそんなにお酒が売れたわけではないと聞いた。もちろんドブロクにしたって毎日飲んだわけではないという。当然そうなると手入れが行なわれたわけで、密告などがあると査察官が朝早くから村が見渡せる場所に陣取って、手入れの情報を受けて急いで酒を隠す姿を見ていたという。酒作りの道具の没収、酒の廃棄とサンプルを持ち帰ったという。それでアルコールの度数を計って罰金の額を決めたという。今は酒もいくらでも外で買えるし値段も安くなってきたからそんなにドブロクを造る人はいないようだが冬のこの時期には昔を思い出して造る人もいるようだ。今は何でもドブロク造りを申請して許可を貰って特区で作っている地方もあるという。でも昭和のもののない時代には税務署の査察官と地元民との知恵比べのようなこともあったという。雪深い除雪もない時代の人間の強さや機知にとんだ話は明日にしよう。


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