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最新の絵日記ダイジェスト
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2011/12/31(土) ツキを変える
 この時期ここに来るのには用心が必要です。車は四駆が望ましく、スタットレスタイヤとチェーンそれも金属は必需品です。日が暮れるのも早いので到着には余裕を持たなければなりません。この地区はまだドコモの携帯でないと通話が出来ません。天気はその都度違いますが悪いことを想定して来なくてはなりません。3月にでもなればそんなことは言いませんが、今年の雪はちょっと多すぎます。で、老婆心ながら。バスが動いているのでそれを使うのが一番だと思います。
 なんだか長い一年であったなと感じています。来年がそんなにいい年になるとは思いませんが不測の事態でたくさんの方が亡くなるようなことのないように祈ります。
 僕は年末の歌謡番組は見ないのでこれから「七人の侍」を見てから寝ます。今日は温泉に浸かったのでよく眠れると思っています。
 それでは、よいお年をお迎えください。

2011/12/28(水) 孤立だから雪下ろし
 予定の時間は過ぎていたけれど屋根に上って、おっかなびっくり雪を下ろした。4時間はかからなかったが相変わらず時間がかかる。今日の雪は重くて、嵩は1.5mほどだったが疲れた。
 昨日は屋根に上がっている夢を何回も見た。僕は屋根の上は大嫌いだからそんな夢を見るのだろうが慣れたといっても嫌いなものはしょうがない。でもここにいる以上は逃げられないからやる。誰だって同じだと思うから泣きながらでもやる。ここにいるのだからしょうがない。昨日はそんな夢を見ているときだったが天井に大きな音がするのだ。テンかムササビか分からないがドタドタと騒いで静かになった。そんな小動物も天井裏の雪のない空間は天国なのだろう。一所に冬をやり過ごそうと寝返りを打って寝た。
 問題が起きて索道が動かなくなった。カゴを移動させる細いロープが切れた。カゴを移動させられなくなった。左岸側にあるカゴに乗って対岸に行くことはできるが、対岸にあるカゴを引っ張る事が出来ない。買い物に行くという湯のご主人に新しいロープを依頼した。明日大降りでなければロープを取替えることが出来るがどうなるやら。結局孤立したということだ。

2011/12/27(火) ずいぶんと降ったものだ
 結局屋根の上には1.5mほども積っただろうか。昼前から家の周りを片付けるけれどもどうも雪の重みが増したように感じられた。きっと気温が高かったのだろうが明日の屋根の雪下ろしが案じられる。それでも屋根を片付けて索道までの道を踏んで対岸の除雪をしないことには、ここはまるで江戸時代の八丈島となってしまう。急がなくてもいいのだけれど決まりは決まりだから9時から屋根に上って、多分4時間。出来たら4時間、何といっても4時間で終らせたいと考えている。
 昼過ぎて少し雪は収まったようだが明日は降っても止んでも雪を下ろそうと考える。人間どこに住んでもそれぞれの悩みはあるがここの悩みなんて大したことではないのだろうなー。頑張ろうなんて考えないがやることをやらないと存在が消えてしまいそうだ。これだって思い込みだけれど。

2011/12/26(月) ひどいことになった
 大雪に次ぐ大雪、昨日より1.2mの降雪あり。いまだ降り止まずどこにも退避不可。
 皆さんお喜びのことと推察いたします。おかげさまをもちまして本日積雪2mを越えた模様。天気晴朗にならず、雪深し。とまぁ〜悩んでも致し方ございませんので家の周りを2.5時間掛けて除雪して、新撰組のTVをみて、また1時間掛けて家の周りの雪をかまいました。このまま降り続けば多分50cmはかさ上げされるようです。平成18年の豪雪に並びそうです。だってずーっと雪降りマークが報じられています。今年の年末にここに来ようとする方がもしいらっしゃるなら、やめたほうがいいと忠告します。僕は自分のことが精一杯でしてお客さんの面倒は見れませんから。また対岸の仁成館も悪戦苦闘しておられます。家でブラブラしていた方がいいと推察します。
 こんな天気で仕事をパスしたからどうにかなったが仕事に出ていたら帰っては来れなかったと思う。昨日の夢見ガいけなかったのか。死んでいると思ったネコがよろよろ歩き出したり、死にそうな老犬が手を振るように大きくシッポを振ったり、意見の一致を見ないキリスト者の弟の車に乗ったり、八丁の湯で働いていたり昔の仲間をたくさん見た夢だったからなのだろうか。もう直ぐあっちに行くのかもと思って空を見るとドンと木に溜まった雪が落ちて視界を消した。

2011/12/24(土) プレゼントは青空
 カーネーションが終って起き出すと外が明るい。何と青空のなかJALの飛行機が東に飛び去った。「彼の蒼穹に飛行機の高く飛べるのを見た」朔太郎の詩を思い出した。予報に脅されていたから今日は雪降りと思い込んでいた。1日得をした。これがサンタのお土産と嬉しかった。
 索道の右岸側のロープが雪に埋もれてしまうとカゴが動かなくなる。そこで今日はブルーシートをメインのロープごと被せてみた。少しはいいだろう。
 正月は山で越年になる。もう一回買い物に出られればいいのだけれど。

2011/12/23(金) 寒いなかの掃除はいやだ
 時折ウンウンと風が唸るが日中は積雪も少なく雲も厚くはなかった。
 家の周りの回廊を作って池に雪を落として消雪したりしていたのだが、本来予定していた掃除がなかなか進まなかった。ストーブの灰が落ちて雑巾かけをすると真っ黒になってしまう。結局居間を掃いて今日はやめた。部屋が寒いと億劫で掃除をしようとは思わない。誰も来なければ掃除なんかは3月になってからでいいのだがもしかすると正月に誰か来るといけないからと気を廻すのだ。もっともお客が来てもここは正月はしないのだからいいのだけれど。 
 そうこうしている内に外では風が強くなって吹雪の様相になってきた。あんまりいい感じではないけれど死ぬことはないだろう。

2011/12/22(木) 大雪をやり過ごすまで、こもろう
 週末はどうもいけないらしい。逢う人逢う人口々に言うのは大荒れの天気が続くことへの用心に尽きていた。
 昨日に続いて晴れ間が見えたので家の周りの雪を始末して津南まで出た。途中、見倉あたりまでは雪道の上で今年初めての雪上ドライブとなった。帰りには慣れたが僕のタイヤが減っていてさほど速度を出せなかった。昼に出て4時には帰りつかなくては暗くなる、何せ索道とカンジキがなければ帰りつけない。秋山でもいい所に住んでいると思うのだがあんまり言うのはよそう。お客が来なくなってしまうから。
 ところで日が落ちてからパラパラと降りだした。明日から年末まで降れば1mは積るかもしれない。もう一度屋根に上がってやつけるしかないだろう。だから今日はみかんとリンゴ、お雑煮用の鶏肉、青菜、かまぼこを買ってきた。正月はこれでいい。

2011/12/21(水) 雪下ろしする
 きょうの天気で屋根の雪も沈むだろう、そしたら屋根に上がろうと僕は考えていた。そこにマル福商店から電話が入った。和山では雪下ろしが盛んである。当方もこれから小屋の雪を片付ける。君も今日のうちに下ろしておいたほうが、後々好都合である。そう言われてしまえばここは登らなくてはなるまい。
 雪は70cmほどで好天でもあったせいか2時間でぐるりと片付けることが出来た。以前は出稼ぎとその後の養生で年明けになることもあったが1m以上の雪は重くて泣きながら下ろしたものだ。もっとも友人が年内に1回下ろしてくれていたのだが。
 僕は高い所が何といっても嫌いで屋根の際になんか立とうものなら自然にへっぴり腰になる。落ちると想像するのだ。恐いと思っているから用心して今まで落ちることはなかったがこんなものは絶対はないのだからいやなのである。それでもこのくらいの量で下ろしておけば比較的安心だ。大雪の季節が通り過ぎる2月一杯はここを離れられないと言うことのようだ。

2011/12/19(月) 道作り、だけじゃない
 積もった雪は減るでもなく増えるでもなく時よりちらつく雪のなかで遊んでいるようだ。
 久しぶりにカンジキを履いてスコップを持って対岸に渡ろうとするのだがカゴを呼び寄せるロープが雪に埋まって如何とも出来ない。押したり引いたり少しづつ雪のなかに空洞を作って30分掛けて対岸まで動かした。今度はそれに乗って安全ベルトをつけて対岸の雪を落とさなくてはカゴが堰堤の上に入らない。あんまり楽しい作業ではないけれど片手でロープを掴んで片手でスコップを握って雪を堰堤から落とす。カゴが半分かかればおっかなびっくり下りて雪を片付ける。そのとき電話が鳴ったけれどそれどころではない、何処かで見ていてからかっているのだろうか失礼な奴だ。後はボヤボヤの雪を踏んで湯まで上るのだが、汗をかいてしまった。お湯をもらって昼ももらって4時に帰ってきた。なんでこんなとこに居るのか答えはまだでない。

2011/12/17(土) 案の定
 夜の内からいやに静かだと感じていたのだが、起きてみれば案の定70cmほどは積っている。時折強い風に煽られて雪が舞う。今日から四月の中ほどまでこの状態がつづくのだ。
 3時過ぎて青空がのぞいたので家の周りの雪を片付けた。これも毎年のことだ。それでも玄関前の消雪パイプの効果で点のように無雪の場所があるだけで気分がいい。およそ1時間で家の周りの除雪を終えた。冬の間ズーッとここにいれば雪の始末も割合楽かもしれない。そう願う。

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