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2011/11/30(水)
坪600円
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昨日のことだが仕事で迷惑をかけている先輩からセメントを1袋頂いてきた。もらったものはそれだけでなく大きな白菜2個と干した長ネギも頂いた。只もらうと言う訳にも行かないから今度一本もってお礼に出ようと考えている。 そのセメントを使ってモルタルをこねて先日作った雪消し用の溝の補強をしたり外の風呂の壊れた蓋を直したり便所の汲み取りを再度行なったり家の外周を片付けていた。昼に国の砂防事務所の担当事務官がやって来て中津川に作る砂防ダムについての説明と用地買収の交渉にやって来た。僕がひとりでがんばっても原発用地でもないし国を相手に裁判も時間の無駄だから用地買収には応じるのだが300坪の買い上げ価格が坪600円だと言われて笑ってしまう。600円なら土地の諍いもないだろうし至って平和な価格だと考えてしまった。 僕は考えている。土地を国に譲ってもいいのだが10年後の老後このもっきりやを誰かに譲ってから暮らす場所を確保するべく代替地はないものかと聞いてみた。担当官は探せないが自分で探すのは問題ない。つまり国は18万しか払わないと言うことだ。ほんとは代替地として東京の国所有の土地をといいたいのだけれど冗談が分からないと困るから自分で代替地を探してみるしかないようだ。70歳を過ぎてここもっきりやを次の人にあげて死ぬまでの5年?ほどを過ごす家を作るにもお金が掛かるし、土地は600円だしと考えると人間簡単には死ねないようだ。
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