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2011/10/18(火) 寒い日の仕事は疲れる
 久しぶりに水平道で2人の登山者とすれ違った。ひとりの人は渋沢の避難小屋にでも泊まったのか早い時間だった。大変だったのだろうが彼の背負ったザックの大きさから見るとツエルトも入っていたようだ。天気が悪く終日寒い曇り空で1,500m辺りには霧が深かったようだ。それでも朝に上がった雨は降ることはなかったが昼は弁当を食べるとまた仕事に掛かった。
 急いで帰って楽々しようと車を止めるとバイクが止まっていて宿泊の方が待っていた。ちょっと考えたがお困りならお泊り下さいと招じ入れた。
 ストーブに火をつけて部屋を暖めてようやくお客さんへ対応することが出来た。考えてみるとここにはあんまりフリーのお客さんは来なかった。そこで接客を新たに勉強するようにお客さんに接した。
 明日も仕事は休めないから仕事で身体を休めるしかないと思っている。

2011/10/17(月) 仕事の方が体は楽だった
 切明温泉、雄川閣が見下ろせるところに一日いた。考えてみると去年は「捨て丸」がよく吠えていた。それもそうで陽の当らないところに忘れられたように繋がれていたからだけれどその声が聞こえないとちょっと寂しいと思っていた。
 昨日は布団に入っても何だか心臓の鼓動が気になってしまったのだけれど気がついたら朝になっていたのだからたいしたことはないのだろう。が、ちょっと気になる。

2011/10/15(土) 風が吹く、巨木が倒れる
 昨日のことだが友人が夜に来るというのだがなかなか現れない。玄関に飛ばされた杉の枝がガタガタと当るくらいの強風が吹いていた。さてと不思議に思っていたのだが電話は圏外で通じないし中止になったのかと頭をひねっていた。
 11時近くになってやってきた友人はいつもの道のいつものところで大きな倒木が道に刺さってと通れず大回りに廻って来たという。さてと考えたのだが考えたって一向にどうなるものかと思って飲んでいた。
 昼少し前に雨が上がったようなので彼と重機を使って倒木処理に出かけた。大きな木でブナでボケているのだが直径60cmほど、長さ15mほどは道の脇に置くことに成功した。僕のPC20はよく活躍していると感心したところだ。もちろん僕にはそんな芸当は出来ないが友人にはお手の物だった。
 それからはとにかくカメムシ対策に専念するのだ。何とバケツ1杯分のカメムシを炎の業火のなかに叩き落した。こんなことをやっていると僕は死んでから転生するときには何千回もカメムシとして苦しむのだろうと確信した。

2011/10/14(金) 紅葉見学次の日
 天気は続いてここでの1泊はいい選択だった。ただ避難小屋のひどさはなんと言うのか言葉がない。床は抜けてい、風は入ってくるのでテントを持って来てもこのプレハブ小屋の中にでも張るしかないようなものだ。なまじっか小屋などないほうが親切と思う。外国の旅人がここに来て最高の紅葉を見たとしてこの小屋を体験したなら何と思うのだろうか。困ったことになる。
 当夜は結構暖かくシュラフカバーにありったけの服を着て寝たのだがそんなに寒いとは感じなかった。帰り道も晴天のなか悠々と歩いてきた。
 時間があったので薪を家に入れ始め、灯油をタンクに満たしていたらお客さんがひょっこり顔を出した。
 ところでカメムシは僕の不在を察知して大量に進入して来ていた。何時間も殺しまくったのだがあんまりいい気持はしないものだ。

2011/10/13(木) 紅葉見学
 昨日のことだが魚野川の上流の紅葉を見に出ようと声が掛かった。天気も落ち着いているしこの辺りの紅葉も色づいてきたようなのでではと出かけてみた。出発が遅くなったから到着は昼を廻っていた。上流にあるダムは工事が行なわれていて何人かの作業員が働く姿を横目で見ながら更に奥まで行って見たのだが紅葉は最盛期の感じで実にきれいに見えた。あんまりきれいなのですっかり時間を食ってしまって渋沢の避難小屋で一晩を過ごすことになった。

2011/10/10(月) 節句
 ようやくひとりになって手足を伸ばしている。洗濯をして日に干した。するとカメムシがドンとやって来て敷布の上で遊んでいる。時々コンコンとカメムシがガラスに当たる音がする。
 さて部屋を掃いて来るか。それから食事をしてちょっと眠ろう。今日は早く寝るのだ。食事のオカズたくさんあるのだしご飯だってたくさんあるから。
 玄関横にキリギリスがすっかり弱ってしがみついている。何だか自分を見ているように感じる。この朝晩の寒さは鳥甲山の山頂部を色づけキリギリスを傷めつくす。どう言うわけかカメムシだけが元気なのだが。

2011/10/07(金) 電車を待っている
 久しぶりに電車に乗りたいものだ。ホームで待っていると電車が入ってくる。ドアが開いて乗り込むと都会の人間の匂いがふっと僕を包む。暖かい人間達の感覚。目的地に早く着くためにはどこで電車を乗り換えるべきか考える。街について本屋を歩いたり経済的な食事を考えたり、疲れたらどこで一杯飲もうかとブラブラ街を歩いてみたくなる。行けば直ぐに飽きてしまうとしても時々は街に住む人間の表情を見てみたいと強く感じる。人ごみも車の渋滞もラッシュもよそ者として眺めていれば面白く思える。デパートの匂い、映画館の匂い、飲み屋の匂い。やはり時々は街に出て混乱と猥雑な空気を同時代人として感じてみたいと思う時がある。
 少しここに厭きたのだろう。

2011/10/06(木) 霧深し
 寒さは和らいだようだ。晴れると予報にあったが終日降ったり止んだりの天気で合羽は手放せない。ジッとしていると寒く嫌な一日だった。
 ムッシューが昼に食堂で聞いた話だがこの辺りの山のキノコは今年は出が悪く困ってしまうと。たしかに山を歩いていてもキノコを見かけることは少ないようだ。僕が打ったナメコも例年では出始めるのだけれどまだ出てはいない。今年はダメなのかもしれない。葉の色づきにしても何となくぼやーっとしている。これもダメなのかもしれない。たくさんのダメに囲まれて今年は大変な年のまま終るのだろう。

2011/10/05(水) 氷雨
 昼までは降るといっても霧雨程度で山弁を食べたのだがなんとも寒くて寝ている場合ではなかった。そこで早めに仕事を始めて休みも取らずに作業を続けた。だから少し早く帰って来たが合羽は汚れて風呂で洗う始末だった。
 今年はキノコがパッとしないようだ。時々ブナハリタケを見たが例年と比べるとずいぶん少ないようだ。それでもキノコ狩りの人は見かけるが収穫はないようだ。
 山は氷雨に煙って見るからに寂しげだ。気候が安定しないようなので冬の準備も急がなければならないと感じている。

2011/10/04(火) リズムを取り戻さなければ
今朝の気温は3度ほどで寒い朝なのです。それでも昨日冠雪を見た山はいつもの10月の光のなかでもとの景色に戻りました。
 何だか疲れてしまって仕事にもイマイチ気が乗りませんでした。こんな時は怪我のないように注意して仕事をするのです。生活のリズムを取り戻してとにかく疲れを残さないようにしなければなりません。だから毎日同じお弁当を食べて同じ時間に昨日と同じことをするのです。今まではそうやっているうちに気持が安定してきてもとの自分に返れるのです。60を過ぎての外仕事はやはり辛いものです。
 山の姿を眺めることが唯一の楽しみだった。


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