|
2011/01/26(水)
ここにもいい景色があるじゃないか
|
|
|
ずいぶん昔になる。僕がポストマンだったころ、佐々木昭一郎のTVドラマに釘づけになったことがあった。「A子」という女の子が大人へと成長するドキュメントタッチのドラマだった。田舎田舎した感じの役者ではない女学生が青森の十三湖からチェコまでの長い旅をしながら成長していくというものだった。一年に一作位でたしか五作も続いたと記憶している。そういったドラマを30年近い前に放送したNHKもすごいが佐々木昭一郎はもっとすごかったといつも思っていた。その「A子」を演じていた多摩美の学生も五十を超えただろう。 今日は新聞などのゴミの日だったので、ついでに物置の片付けをやってみた。こんなことは女は出来ないし若い奴はまずやらない。僕のようなおっちょこちょいの爺さんの仕事だ。爺さんにも出来る仕事をやっつけてちょっと上機嫌だった。 近くのスーパーで1000円のカーペットを老犬用に買った帰り多摩川の上にドラマチックな景色が広がっていた。
|
|
|
|