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2011/01/14(金) 冬の夢
 いろんな時に人は夢を見るけれどああしたいこうしたい、ここを頑張りたいと僕も考えて生きて来た。その夢も季節によっていろいろと変ってくる。春には明日に向っての夢で夏は今の夢だったり、秋には昨日の夢で、冬には昔への夢だとよく思うようになった。
 後ろ向きの昔をしのぶ、もしかしたらあの時…といったことを思うのは冬の楽しみだ。冬は「白」の世界でただ雪が、雪が、周りを埋め尽くしている。その白いキャンバスに僕はひとりで昔歩いた町や鉄路の煙や、出会った人たちを想い描いている。僕を裏切らない過去の町や人はあのままの姿で浮かび上がってくる。父や母。兄や伯母たちの声を聞きながら僕はストーブの薪をくべていれば安心出来て涙さえ浮かべられるのだ。これが冬の夢の楽しみだ。
 去年の暮れ40年も前に人生のなかですれ違っただけの女性に逢った。それからズーッと逢うべきではなかったと、ことあるごとに考えている。変なもので彼女は僕の冬の夢からとび出していなくなってしまったということだ。それでもまだまだ沢山ある引き出しを引っ張り出し僕の冬の夢が続くのだ。
 飯山線はこの数日除雪作業で部分運休が続くと放送があった。すると只見線も米坂線も同じように走らない日があるのだろう。でもこういった時が一番それらの鉄路を走り抜ける醍醐味があるのだがな〜。
 飯山線では始発列車が走る前にラッセル車が走る。勿論降雪があった翌朝だが。その列車を偶然見たことがあった。飯山線では飯山から桑名川、十日町までの区間では早朝に見れる景色だ。当然僕の冬の夢のひとつだ。


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