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2010/09/02(木) 達人の仕事を見続けた
 8時半に栄村森林組合の方が地デジのアンテナ設置の前作業のために来た。5年前に掛けた電話とTVのケーブルが杉の成長で枝にひっかっかている。影響のある杉を伐採しに来たのだ。切るといっても根元から切ればいいというわけにはいかない。生きている電話と在来のTVアンテナを傷つけないように切らなければならない。考えるだけで混乱してしまうが、森林組合の方が頼んだ方はこの辺りの伐採の達人であるという。
 彼は足に爪をつけて安全帯とロープを頼りに枝を切りながらケーブルの高さまで上がり杉のトップを切り払い1mほど下がってふたたびなぎ払い下りて根元から切り払った。昼前に7本の杉が切られ前の仁成館さんがよく見えるようになった。達人の仕事はどこかのTVが記録しておくべきだろう。とにかくすごい。
 僕としては家の屋根に掛かっている栃の木も切ってもらって何ともうれしかった。毎年雪の頃に切ろうと考えるのだが木に登っての枝打ちはどうも怖くて出来なかった。しかし今日の達人の仕事ぶりをよく見たので低いところなら出来るかもと思っている。安全帯と体を支えるロープ。足には爪カギ。チェーンソウを吊るすロープと枝が暴れないように固定する長いロープ。それを使って枝の張り出しを見極めてからの作業となる。ひとりでは出来ないが梃子がいれば今度はさくらんぼの枝を切ってみよう。
 達人の仕事は後に続く人がいないという。どんな木でも切り方や季節を考えて切るのが「伐採師」だという。切れない木は無いともいう。それでも市街地や立て込んでいるところでの伐採の他こういった作業そのものが少なくなってきたともいう。
 何だか見ているだけで今日は疲れた。いつまでたっても僕はここで自立できないように、彼の仕事ぶりを見ていて思った。


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