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2010/09/10(金)
陽に焼かれた
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朝の草刈作業だったが背中に背負った太陽がジリジリと左肩から背中を焼くのである。9時頃になると痛くなってタオルでカバーしながら機械を使った。日陰に入るようになって休んだりして落ち着いたけれど、帰って風呂に入って背中を擦るとヒリヒリと痛んだ。秋の日差しになって直接陽が注ぐようになったのだ。 先だって砕石を運んでいる時ラジオから鳥取の方の便りを読んでい声が流れた。「あんまり暑いので、鳥取ではナラの木が暑さに負けて枯れている」と。きのうの朝テレビニュースで奈良の春日原始林でのナラ枯れが取り上げられていた。「カシナガ」と呼ばれる害虫は日本全土を席巻することだろう。ここ秋山郷のナラはすっかり害虫が入り込んでいるようで緑の山に赤茶けた無残な姿を晒している。今日、志賀方面に向ってみるとそこではまだ顕著な被害は見られなかった。今度志賀辺りでミズナラの実を集めて何年かしてカシナガの被害が収まったころに植えてみよう。50年もすればナラの若木も20cmほどの太さになって、その頃には「カシナガ」の防除技術も確立するだろう。ナラの紅葉は黄色でやはり赤、緑、黄が無ければ錦秋の色彩は壊れてしまうから。この害虫は6月頃になると飛んで新たな樹木を探すと教えられた。ドングリの実を集めてみんなでナラを復活させねばいけないだろう。大した努力は要らない。登山の途中にドングリを埋めていけばいいのだ。これなら誰でも出来る。植えた本人がいなくなってもナラの木は感謝の成長を続けてくれるだろう。 名言 「オイアクマ」 おこるな、いばるな、あせるな、くさるな、まけるな。 旧海軍標語
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