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2010/08/10(火)
捨て丸はクマを怖がったか
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雨も降らず昨日はコンクリートにとっていい日でした。今日の3時過ぎから激しい夕立が降っています。川も濁って来ました。秋山全体ではお客さんの数も左程多くないように思います。先だってクマが3頭檻に掛かっていたようです。最近のクマは人間の残飯をあさっているようで太っているものもあったようです。人間の近くに出るクマはとても用心深くここは自分達の居場所ではないことを感じているようでゴミにしたって引きずるようなことはせず袋ごと咥えて跡を残さないように運びます。彼らの環境も厳しいに違いありません。山には今ごろ成り物も少ないようでおまけにナラの木が枯れて今年のドングリは期待できないようです。ますます山のクマは人家近くに下りて来ざるをえないようです。きっと「捨て丸」が鎖に繋がれて周囲を跋扈するクマの怖さをいちばん感じていたはずです。 今年は蝉の鳴き声が少ないようです。去年は赤とんぼがほとんどいなかったけれど今年はまた見かけるようになりました。どうしてなのか僕は分からないけれど、来年にはうるさいくらいの蝉の声を聞きたいものです。そうしないと「沈黙の春」になってしまいます。僕らは何を諦めたらいいのか考えさせられます。この暑さの中で。 名言 宮本常一が、父善十郎から故郷を離れるとき教えられた10の教訓その6 私はお前を思うように勉強させてやることができない。だからお前には何も注文しない。 すきなようにやってくれ。しかし身体は大切にせよ。三十歳まではお前を勘当したつもりでいる。 しかし三十をすぎたら親のあることを思い出せ。 「旅する巨人」佐野眞一
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