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2010/06/28(月) 大雨が降ると、ちょっとキュッとなる
 昨夜だが夜になって津南で1時間に30mmの降雨と気象情報が出た。その時ここではまだシトシトとした降りだったが、8時になるころ雨は元気になって屋根を叩いた。9時を回ると滝のような降りになって僕は音を消して肩をすくめて聞き入っていた。TVでは「深層崩壊」の恐ろしさを報じていたる。タイムリー過ぎる。そこで家の中を回って戸の確認をして横になった。もし雨が止まないときはしょうがないと思った。同時に明日、Mロードが通れるだろうかと。ここに住み始めた時も大雨にビクついたことはあったがその時はそうなればここを見限って他所に行こうとむしろ災害を待っていたりした。もちろん僕は死なないという前提だけれど。他所に行くことが面倒な年齢になったり、道の保守用の重機を持ったころから守りの姿勢が強くなっていろいろな損傷を考えるように変わった。例えば大岩が道に落ちて道が崩壊したらとか、沢に大雨によって上部の岩が落ち道を埋めたら自分で出来るだろうかとか考え続けた。沢の岩が道を埋めたことも、大岩が道を持って行ったことも、木が倒れて道を塞いだことも、道を流れる水が崖を削ったこともみんなあったことだ。それもこの15年の内に。しかしどうにかやってきたのもほんとのことだ。だから索道を作り直したり石垣を組みなおしてひとりでやって来た。まだまだだけれどこれまでの体験がまずパニクらないように僕を押さえつけている。な〜に生きていればたいしたことではない。たとえ災害で終わりになってもそれが運命だろう。散々殺して食って、壊して生きてきたのだからその逆もしょうがないことだろう。
 秋山のような大雪の降るところは春になって一気に雪解けの水を流す水の道が土中にあるという。その道が機能して大雨の水を流し去ってくれることを僕はよすがとしているのだが。


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