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2010/06/25(金)
サッカーはよくなった、政治は悪くなる一方
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今回のワールド・カップを見ていて、何にも分からない僕ですが、生意気のようですが、ようやく16年かけて日本のチームは世界のレベルに手が届いたように感じたし、ナショナルチームの試合のスタイルを確立したと思うのです。また反面、日本人はお調子者が多いから勝てば勢いに乗るという面もあるんだな〜とも思った。 僕は試合前、上のステージには上がれないと思っていたのです。ひとつ勝てれば上々だと。すみません。しかし日本のマスコミの客観性のない馬鹿騒ぎを聞いていてはどうも手前味噌ばかりで世界の実情を正確に分析していないように感じていたのです。本当はマスコミが一番驚いているのかもしれませんが。しかし実際はこのチームはよく守り上手く攻めていたと感じました。正直うれしく興奮して見ていました。そこの所はありがとう。 それに比べて日本の政治家は演説が実に下手糞だ。シュートひとつ打てない。テレビ映りばかり気を使うからだろうか。調子に乗ってレッドカードとホイッスルを持ち出したり、ヒステリックに自からの党の正当性を連呼したり、ベッカム張りの頭をして話しに詰まったり、声が出ない年寄りだったり、やたらラフな格好で出てきたり。演説の上手かったといわれる田中角栄や、やんちゃな小泉純一郎にしたってどこか漫才の突っ込みてきでしかなかったと思うのだ。因みに僕は弁論部にいたことがあって、それは下手な弁士だったからよく分かるのだけれど話は大事ですよ。あの遠藤選手は「とにかく素直に喜びたい」と端的に話していた。そんな分かり易い話を政治家は心がけて欲しいと思った。 仕事が終わって津南に一気に出た。ガソリンが無くなったし、明日の草刈用ののこ歯を買って逃げるように帰ってきた。振り向けば津南の山に夕焼けがかかっていた。 名言 政事は、汚れの中に真実を見出すものさ。 池波正太郎 剣客商売
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