|
2010/05/21(金)
東へ西へ
|
|
|
山を東へ向かって歩いて行くと道のカーブの先にサルが顔を出す。サルは驚くだろうが慌てずゆっくり踵を返して戻ってゆく。僕らは何もなかっように進んで行った。東に向う道は東京が近いせいかここよりも緑が深かった。二、三残雪もあって怖い思いもするがここを越せば東京の近づくと思うと頑張れた。怖かったけれど。こうやって山を歩いているとまた今年も生きていられたと実感出来た。山はいい。あの土の匂いや咲く花々に心を動かされる。 山にコブシの花が咲いていた。このコブシは香料として集めて売った時代があったという。五宝木集落では採りすぎてコブシがなくなった時期があるという。花の匂いを嗅いでみるとスイカの淡い草のような匂いを感じた。怪我のないような旅を続けられればこの道は日本の巡礼道になるだろう。今時の「山女」の方々には是非とも歩かれんことを期待するものである。 名言 仕事をもっと楽しむのだ。結果を信じて、開き直れ。 アンソニー・ホプキンス
|
|
|
|